村上潤治
2016年6月4日03時00分
単独無寄港での世界一周を目指し、堺市堺区の堺出島漁港から5日、静岡市駿河区の立尾征男(いくお)さん(74)が出港する。愛用のヨットで1年かけて約5万5千キロの航海に挑戦する。ヨットは船内に手すりをつけ、デッキをすべりにくくした“シルバー艇”。立尾さんは「体力、気力がどれだけあるか自分との戦い。同世代の励みになれば」と話す。
立尾さんは過去に10年ほど暮らした堺市を拠点に準備を進め、ヨット「EOLIA(エオリア)号」(全長約9メートル)で5日正午に出航する。南下して豪州の南を回り、インド洋、大西洋、アルゼンチン沖を通り、南米大陸南端のホーン岬へ。その後太平洋を北上し、小笠原諸島の父島を目指す。2001年には父島から逆のルートを航海する「東回り」の単独無寄港世界一周を成功させている。
昨年6月にも静岡・清水港から挑戦したが、台風で船が故障し、グアムの手前で断念した。昨年11月から堺出島漁港にヨットを泊め、船の中で生活。強風に備えてマストを1メートル短くしたほか、マストを支える金具も補強を続けてきた。
立尾さんは福岡・小倉出身。高…
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