産業用太陽光発電設備
災害補償について考えるVol.01
今一番気になる話題をお届けします。

災害の多発

近年日本国内では、3年前の東日本大震災のような地震だけでなく、
多くの種類の自然災害が発生しています。太陽光パネルもその自然災害の被害物といえるでしょう。
記憶に新しいものでは、今年2月の大雪。東日本の大雪は、東京の都心部で45年ぶりとなる27㎝の積雪を記録しました。
関東甲信越の大雪では、豪雪地域でないことから、本格的な除雪対策を施していないメガソーラーがほとんどであったため、下記のような想定外のトラブルが起きていました。

大雪による被害状況
■設計時の想定を超えた雪の重みにより、太陽光発電システムの一部が損壊
■雪の重みにより架台や金具が曲がってしまい、パネルが外れて落下したことによる損壊
■積雪による発電量の低下、電力系統側の停電によるパワーコンディショナの停止
など
大雪以外にも過去に多くの自然災害が発生しています。
過去事例
2011年7月  新潟・福島    ・・・ 豪雨
2012年5月  茨城県つくば市 ・・・ 竜巻
2012年7月  九州北部     ・・・ 豪雨
2013年10月 伊豆大島     ・・・ 台風
被害状況
落雷により、パワーコンディショナ・表示装置・データ計測用パソコンが損傷
台風における強風により、ソーラーパネル・計測器が損傷

災害による設備被害の多発

自然災害は突然発生することがほとんどであり、天気予報等の注意喚起があったとしても、太陽光発電設備は体を張って守れるものでもありません。
災害が多くなるにつれて、それに伴う設備への被害も増加しており、被害に対する設備の補償への関心も年々高まってきております。何かあった時の為に補償の大切さについて考えておく必要があります。

補償について

<種類>
保証と補償の違いについて、混同されている方も多いので2つの違いについて説明します。
【保証】
間違いがない、大丈夫であると認め、責任を持つこと。
太陽光パネル等の機器の製品保証が該当します。
基本保証制度に加え、オプションという形でつけることができる修理の保証や、有償にすることで期間を延長出来るもの等、メーカーによって保証内容はさまざまです。
保証期間、有償・無償、さらに、太陽光パネル以外の部品についての保証はどうなっているのか。
ただ「保証がついている」という言葉に安心せず、保証内容についてはしっかりと確認をし、自身の設置場所に適した保証選びが大切です。
【補償】
損失を補って、つぐなうこと。
特に、損害賠償として、財産や健康上の損失を金銭でつぐなうこと。
盗難補償、売電利益補償、自然災害補償 等が該当します。
今既に太陽光パネルを設置されている方は、ご自身のパネルにはどんな補償がついているのか、また付けた補償は長期発電をしていく上で安心なものか、補償内容について今一度ご確認ください。また、これから設置される方も、ご自分の設置地域に適した補償内容は何かをよく考え、業者さんに相談しましょう。
次回は補償の中でも「自然災害補償」について注目し、その他補償がおりない事例等についてご紹介致します。

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