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【プロ野球】

吉川尚、昇格秒読み きょう開幕1軍最終テスト

2017年3月18日 紙面から

上半身の違和感で出遅れた巨人の吉川尚。大逆転で開幕1軍をつかめるか(七森祐也撮影)

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 昇格秒読みだ。上半身のコンディション不良で出遅れている巨人のドラフト1位・吉川尚輝内野手(22)=中京学院大=にとって、18日のイースタン・リーグ開幕戦のヤクルト戦(ジャイアンツ球場)は1軍昇格への最終テストとなる。

 「(昇格は)イースタン開幕戦の動きを見てみて、ということになるやろうね。そこで(高橋)監督がどう判断するか」

 村田真ヘッドコーチが明言。二塁定位置を期待された吉川尚だが、1月の新人合同自主トレで上半身の違和感を訴えた。2月キャンプは3軍スタート。紅白戦で指名打者として出場するなどして実戦感覚を養ってきた。

 10日に2軍に合流し、15日の教育リーグDeNA戦(横須賀)では「2番・二塁」で先発出場。攻守でようやく元気な姿を見せた。

 「1軍にいきなり上げてけがされても困る」と村田真ヘッドが語るように、首脳陣は再発を恐れ、完治へ向けてステップを踏ませてきた。

 二塁は立岡、柿沢らが定位置どりを狙っているが、決め手に欠ける状態。金の卵は大逆転での開幕1軍切符を手にできるか。注目が集まる。 (川本光憲)

 

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