伊沢友之
2017年3月17日20時19分
日本最大の物流施設が兵庫県尼崎市に建てられることになった。延べ床面積は約39万平方メートルで、阪神甲子園球場の約10倍。託児所や日用品が買える商業施設なども備え、働きやすい施設にする計画だという。
日本やアジアで物流施設の開発を手がけるESR(東京)が17日発表した。投資額は約700億円。約19万4千平方メートルの敷地に6階建ての施設を建てる。着工は2018年1月で、19年12月の完成を目指す。
高速道への接続がよく、隣接する大阪市内への配送拠点としても活用しやすいと判断した。複数の顧客に貸し出し、「梱包(こんぽう)作業などで少なくとも2千~3千人の雇用が創出できる」と試算している。
この土地には、パナソニックがプラズマテレビやパネルをつくっていた工場の建物が残っている。販売が振るわず、13年末に生産を停止していた。(伊沢友之)
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