小池都知事、福島での野球・ソフトボール開催歓迎「被災地の復興なくして五輪の成功はありません」
2017年3月17日15時41分 スポーツ報知
東京都の小池百合子知事(64)が17日に都庁で定例会見を行い、国際オリンピック委員会(IOC)が2020年東京五輪で追加される野球・ソフトボールの一部試合を福島県営あづま球場で行うことを承認したことについて歓迎の意向を示した。
小池氏は「福島県知事らからも喜びの声を私の方にも届けていただいたところ。被災地の復興なくして五輪の成功はありませんから、後押ししたい」と笑顔。「野球、ソフトボールは大変人気がある。野球はWBCが快進撃を続けてますが、日本はもとより世界の方々が福島県を訪れるようになってほしい」とし、「福島県の方々と手を携え、復興を後押しして東北のみなさんの元気な姿を発信していければ」と福島開催に協力を惜しまない考えを示した。
一方、20日の豊洲市場の移転問題を検証する都議会の調査特別委員会(百条委員会)に証人喚問された石原慎太郎元都知事(84)については、本人が体調不良を理由に予定の3時間から1時間に短縮するよう要請していることを踏まえて「お体を押して出てこられると言うことで…。ご自愛いただきたい」と余裕の発言。百条委の意義については「当事者じゃないと分からない『汚染除去の科学技術が、移転後にも本当に有効なのか』なども、考えなければいけない。いろいろ踏まえて移転に関する様々な決定がなされる点において、(百条委は)意味がある」と、百条委での真相究明が自らの移転判断に影響すると断言した。。