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賃上げ平均6270円 大手と中小同率2.06%増

 連合は17日、2017年春闘の回答集計結果(午前10時現在)を公表した。平均賃金方式の773組合の賃上げは平均6270円(定期昇給込み)で2.06%アップ。組合員300人未満も、300人以上も同じ2.06%の賃上げ率だった。序盤とはいえ大手と中小が同率なのは珍しく、神津里季生会長は「人手不足もあって大手を超え(て格差を縮め)る回答が当たり前という認識が、中小経営者の間でより広がっている」と話した。

     自動車販売会社や車体・部品など下請けメーカーの労組が多い自動車総連では、回答があった121労組のうち半数近くで、トヨタの1300円を上回るベアを獲得した。

     773組合の賃上げは前年同期に比べ71円(0.02ポイント)減。賃上げ分が明確に把握できる429組合のベアは平均1349円。企業規模別の平均賃上げ額は、組合員300人以上6309円(定昇込み、前年比74円減)▽300人未満5139円(同、同87円減)だった。

     非正規労働者については、44組合平均で時給23.65円(前年比2.3円減)、18組合平均で月給5359円(同284円増)の賃上げだった。【早川健人】

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