遊ばなくなったゲームソフトをブックオフにファ◯クオフしようと向かう道中、何やら歌が聞こえてきました。
目を向けるとそこには「ロバのパン」と書かれた軽ワゴン車が停まっていました。
これはロバのパン屋というパンの移動販売でして、京都人の間では割と知名度があるようです。
僕も小さい頃から町で見かけて存在は知っていました。でも今まで一度も買ったことがありませんでした。
ここで出会ったが運命ってことで、初めてロバのパン屋でパンを買ってみました。
ロバのパン屋とは?
ロバのパン屋は株式会社ビタミンパン連鎖店本部という、何やら仰々しい名前の会社が運営しているパンの移動販売です。
本社が京都市にあり、岐阜・高知・徳島の3県のみフランチャイズで活動しているとのこと。かなりマイナーなパン屋さんではあるのですが、地元民に愛されているパン屋さんのようですね。
その昔はその名の如く馬車でパンを販売していたそうです。馬車を引いていたのはロバではなくポニーの一種だったそうですが。
「パン売りのおじさん」の歌と一緒に現れる
ロバのパン屋はクルマから歌を流しながら住宅地を巡回します。
その歌は「パン売りのおじさん」というタイトルで、「ロバのおじさんチンカラリン♪」という歌い出しが有名です。
僕が小学生の頃、「チンコロリン」と聞こえると友だちと議論しました。チンコロリンじゃなくてチンカラリンが正解なんですね。チンコじゃなくてチンカか。チンコだと思ってました。ロバのおじさんのチンコはまずいですよね。チンコ。
神出鬼没な移動販売
僕のイメージではありますが、ロバのパン屋はかなりの神出鬼没です。
販売車の台数も少なく、いつどこに現れるかわからないんですよ。予告もありませんし。
一時期全く見かけなくて「もう廃業したのかな?」と思っていたら、「チンコロリン♪」と現れますからね。
おっと、チンコってまた言っちゃいました。チンコじゃなくてチンカですね。チンコは間違いです。チンコ。
※参考
チョコレート蒸しパンを購入
販売車に近寄ると、おっちゃんが「いらっしゃい」と気さくに話しかけてくれました。
「珍しいもの見たさかな?」と笑いながら言っていたので、ロバのパン屋は世間的にそんな感じなんでしょうね。
世間話をしつつ、「売れ筋はどれですか?」と聴いてみると全商品説明してくれましたw 要するに全部うまいんでしょう。
そしておっちゃんは一言「昭和の味やね」と言いました。なるほど、昔ながらの懐かしいパンってことですな。
クルマに貼られたポップを見ると蒸しパンが看板商品っぽいので、数ある種類の中からチョコレート蒸しパンを購入。130円でした。
近くの公園のベンチで食べます。こんな袋に入れてくれます。
チョコレート蒸しパン。蒸しパンにチョコレートがかかっています。
蒸しパンは生地がしっかりしていてモッチモチです。チョコレートの食感と甘さが絶妙にマッチしております。
これはおやつにちょうどいいな〜。また見かけたら他の商品を買ってみるのもいいですね。
そういえばおっちゃんが「10日に1回ぐらいこの辺回ってるんで〜」と言ってました。
割と定期的なようで不定期ですね。10日周期じゃいつ来るか覚えてられないですね。近くに住んでるわけじゃないし、次に出会うのはまた遠くなりそうです。
京都に住んでいる方や観光にいらっしゃった方で、「ロバのおじさんチンコロリン♪」と聞こえてきたら試しにパンを買ってみるといいですよ!
あ、ごめんなさい。またチンコって言っちゃいました。チンコじゃなくてチンカです。チンコ。
ついでにスナップ
ついでにその辺をスナップして帰りました。松と梅です。あと竹があったら松竹梅でしたね。おしい。