こだわり日本酒選びに役立つ5つのポイント:本醸造より純米 / 酵母が生きている生原酒 / しぼりたて・無濾過 / 蔵元選び 

 時事ブログやシャンティ・フーラのブログで美味しいお酒の紹介やお酒に合う食品など紹介される時があるので、お酒が好きになったり興味が出てきた読者の方もおられるのではないでしょうか。実は私もそんな一人です。一口にお酒と言っても、ビール、焼酎、日本酒、洋酒…等、いろいろな種類がありますが、中でも世界最高水準の醸造技術で作られる日本酒は、日本酒の既成概念を覆すほど美味しいです。日本人があまり飲まなくなる一方で、海外では高い評価を受け、外国人が日本酒に舌鼓を打つ様子がテレビで流れるのを見かける時があります。
 さて、美味しい日本酒に巡り会うにはどうしたら良いのでしょう。時事ブログでは、竹下氏が日本酒選びの前提条件として以下のようにアドバイスしています。

 若い人たちは、日本酒を飲まなくなったと言われています。確かに安い日本酒は、料理酒以外に使えない程まずいです。こんなものばかり飲んでいれば、日本酒はまずいものだと思ってしまうに違いありません。同じ値段なら、少しでもましな焼酎を飲むということなのでしょう。
 日本酒の場合、最低でも720mlで1200円以上のものでなければ、美味しいものは飲めません。(中略)… 
 うちでは基本的に料理に合わせて酒を選んでいるという感じです。やはり、味噌、醤油の味付けの料理には、日本酒が合います。
出典:所得が低い層の酒離れ…まともに酒も飲めない格差社会 〜料理に合わせたお酒の選び方、おすすめカクテル〜 

 「720mlで1200円以上」を念頭に置き、酒造メーカーに勤めていた中戸川氏が動画の中で伝授している日本酒選びのポイントを参考にして、自分の舌に合う一品を探し出してはみてはいかがでしょうか?
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「間違いだらけの調味料選び」 中戸川貢の食育セミナー第3回
配信元)

日本酒選びその1:本醸造より純米が良い

 

「本醸造より純米がいい」とのこと。理由は、醸造アルコールが入っている本醸造に対して、純米酒は米だけで作られているようです。純米酒の中から好みに合わせて、コクがあるのが好きなら純米、あっさりしたフルーティーな味が好きなら純米大吟醸、特にこだわりが無ければ、中戸川氏が「好き」と言っている、中間の純米吟醸を選べば良いのではないでしょうか。

日本酒選びその2:酵母が生きている生原酒


 日本酒は通常、貯蔵前と瓶詰め前に2回加熱殺菌するようです。それをどちらか1回に抑えた品種があり、出荷前の瓶詰めの際にだけ殺菌するものを「生貯蔵酒」と呼び、貯蔵する前のタンクで殺菌するものを「生詰酒」と呼ぶようです。中戸川氏は、1回も加熱殺菌しない「生原酒」をおすすめしています。理由は、「生原酒」は水で割って(薄めて)おらず、加熱殺菌もしていない品種で、アルコール度数は高いけど、酵素が生きており、ミネラルと旨味がたっぷり入っているとのこと。ここまでの日本酒選びのポイントは「純米生原酒」がキーワードになりそうです。

日本酒選びその3:生酛(山廃)

 

 通常は日本酒を醸造する時に、酵母菌以外の雑菌が繁殖しないように乳酸を添加して無理やり環境を整えるようです。しかし、そのやり方は伝統的な日本酒の作り方とは違うようです。生酛(山廃)とは、乳酸を人工的に添加していないという意味で、手間と時間をかけて、お酒の元となる酒母をじっくりゆっくり育てて、天然の乳酸菌が増えるのを待つ醸造法のようです。天然の乳酸特有の奥深い酸っぱさが楽しめ、栄養価も高いようです。

日本酒選びその4:しぼりたて、無濾過

 

 その他の日本酒選びのポイントとして、2月〜3月だけに出てくる「しぼりたて」の生原酒がフレッシュで美味いとのこと。また「無濾過」とは、炭濾過していない品種で、炭濾過すると色は透明になるが、ミネラルも濾過してしまうようです。ここで中戸川氏は常きげん「山純吟」をおすすめしています。

日本酒選びその5:蔵元選び 〜「超いい加減」な酒の原材料表示〜

 

 中戸川氏は、有名ブランドよりも小規模の手作り蔵をおすすめしています。酒の原材料表示は表示義務が免除されており、乳酸や乳化剤などを加えていても表示されていないようです。酒造メーカーに勤めていた中戸川氏は「超いい加減」と言っています。世界最高水準の日本酒造りに誠実に取り組んでいる小規模の手作り蔵の中から自分の舌に合うものを選ぶのがベストと言えると思います。

文・編集長

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