春になると思い出すのが、2度めの婚約破棄の事です。
人生で「2度も婚約破棄されるバカ」は私くらいではないでしょうか?
これは・・・今から数年前の話なのですが・・・・・
朝起きると、隣に「知らない女性」が寝ていました。

(・・・・・だれだっけ・・?)
寝起きだったせいか、すぐにはこの女性が誰なのか思い出せませんでした。
仕事以外では女性と全く無縁の生活でしたので、
モチロンこんな状況は生まれて初めての経験でした。
よくよく思い出してみると前日の夜、
営業部の先輩に連れられて、合コンに行った事を思い出しました。

そして、その合コン相手の一人の子が妙に積極的な子で、
合コン終わりにグイグイ誘われて、
断りきれずに2人で飲んだのでした。
(私はお酒を飲みませんが)
そして・・この状況です・・・・・。

その日は日曜日だったので、
とりあえず2人でファミレスに行き、
朝ごはんを食べました。

改めて話を聞いてみると、
この子は22歳で大学を卒業したばかりの「新社会人」でした。
私と同じように先輩に誘われて合コンに来たのだとか・・・。
彼女から突然
「これからどうしますか?」と聞かれた時は
ドキッとしました。
こういう時ってどういう対応をするのが正解なのでしょうか?

(こうなったからには、
やはり責任をとらなければいけないだろう)
そう思ったので、
「お、お付き合いしましょうか?」と聞くと、
「無理です、ごめんなさい」と言われてしまいました。
・・・振られた・・・・・?

私は何か間違ったことを言ったのでしょうか・・・?
鈍感な私は何がなんだか、よくわかりませんでした。
◯◯◯ちゃん
月曜日、会社に出勤すると
「お前マ◯◯ちゃんと寝たんだって?」
と先日合コンに一緒に行った営業部の先輩達から
ヘイヘイ!と声をかけられました。

ヘイヘイ!
ちなみに
『マ◯◯ちゃん』の◯の中には女性の性的な部位が入ります。
卑猥な単語ですし、あえて言う必要も無いので伏せます。
しかしあだ名にしてもストレートに酷いあだ名だと思いました。

このあだ名からもわかるように
先輩の話によると彼女は「誰とでも寝る女」として有名なのだそうです。
新入社員として入社して以来、
すぐに妻子持ちの上司と不倫関係になり、
同期の男の子、男性社員数名とも性的な関係にあるのだとか・・・・。

飲み会があると、
帰りにみんな彼女の胸を順番にもんでから帰るとか・・・。

まぁ・・・・色々な話を聞きました。
後にわかる事なのですが、彼女の男性関係は本当に酷かった。
言葉の通り、誰とでも寝てしまう女性だったのです。
その話を聞いてビックリはしましたけど、
私に声をかけてくれる女性なんて、まず居ませんから・・・・笑
妙に納得してしまいました。

下世話な先輩が、
「で、どうだったの?」と彼女との関係を詮索してきましたが、
私は正直に
「ホテルには行きましたが、何もしていません」
と答えました。
しかし先輩たちは納得しません。
「そんなワケないだろ~」
と口々に私をからかい始めます。

(そんなワケ・・・あるんだよなぁ・・・)
先輩たちはモチロン知らない話なのですが、
当時の私はED(勃起不全)でした。
つまり、わたしが女性と性的関係になる事はありえなかったのです。

パオーン
EDになったのは、
女性が苦手・・というよりも
女性に対して殆ど憎しみに近い感情を抱いていたからです。
モチロン私も社会人なので、
表向きにそんな態度は見せませんが・・・。
その原因は2つありまして・・・・・・・
まず、1年ほど前に彼女の5股が発覚して婚約破棄した事。
これは・・・詳しい説明は不要でしょう。
🔻コチラの記事に詳しく書いてあります。
2つ目の理由は、
その後転職して女性だらけのアポインター部署で働き続けた事。
この営業部署へ異動するまで、
約1年、ここの管理者として働きましたが、
そこで女性達の不倫関係を始めとする素行の悪さを目の当たりにして、
私の女性不信は異常なほど加速してしまいました。

その結果「女性に対して性的欲求」が湧かなくなり。
そしてED(勃起不全)になってしまったのです。

ゾウさんは死んだ。
だからセックス中毒の彼女と
性欲の無いED(勃起不全)の私は正反対の存在でした。

そんな2人がまさか付き合い始めるとは・・・・
私も全く予想しておりませんでした。
つづく