2017年3月16日20時36分
ファーストリテイリングは16日、物流倉庫と一体になった「ユニクロ」の新本部「UNIQLO(ユニクロ) CITY(シティ) TOKYO(トーキョー)」(東京都江東区)を報道陣に初公開した。
新オフィスは同社の6階建て物流倉庫の最上階にあり、広さ約1万6千平方メートル。勤務するエリアはほとんど壁で仕切らず、開放的な雰囲気を作った。柳井正社長らが選んだ本約2500冊を備えた図書室やカフェなどもある。
東京・六本木の東京本部にいた2千人の社員のうち、ユニクロの商品開発や物流などの担当社員1千人が2月に移った。六本木ではこれらの部署が複数のフロアにまたがっていたが、一つのフロアでまとまって働くことで、ニーズに素早く応えた商品や店舗開発を目指す。
柳井正社長は「これまで商売の現場は店だけだったが、今は物流も情報システムも商売の現場。店もネットも境なくつながる時代、みな一緒に仕事をしようという意図だ」と説明した。
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