2009年に島根県立大1年だった平岡都さん=当時(19)=の切断遺体が広島県の山中で見つかった事件で、警察庁は16日、解決に結び付く有力情報を提供したとして、公的懸賞金を3人に計300万円支払うことを決めたと発表した。公的懸賞金の支払いは6事件目。情報提供者保護のため、詳細は非公表としている。
島根、広島両県警は昨年12月、事件直後に交通事故で死亡した会社員矢野富栄容疑者=同(33)=を殺人などの容疑で書類送検。関係先から押収したデジタルカメラに残っていた平岡さんの遺体などの画像が決め手となった。松江地検は今年1月、容疑者死亡で不起訴処分とし、捜査は終結した。(2017/03/16-15:23)
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