この文章を書いている人間は嘘やデタラメばかり言うので、これから書く文章にも信憑性はない、ということを承知しておいて欲しい。
最初はなんだか似ているな、と思った。
あのときは偶然ながらに胸をすくような展開をありがとう、と思った。
それから、よりによってそんな部分がかぶってたまるか! と怒った。
今ではもう、「アレ」はただの二次創作だ。
転生パロだ。他競技パロだ。
正気の沙汰とは思えない。
アレの主人公は、元ネタAと元ネタBの主人公を悪魔合体したモノである。
Aのほうからはときどきラリった表情になるところ、Bのほうからは基本的な人格を受け継いでいる。
あんまり言いたくないが、主人公と組む動機がそっくりそのまま。
Bの相棒には存在しないバカ設定が加わっていることに悪意が感じられる。
アレのチーム内ライバルは、元ネタAのライバルその1をこねくりまわしたものである。
人を不快にすることに人生の情熱を傾けている、とまで言われたAにおけるライバルの口調や言動の悪さをほぼそのまんま受け継いでいる。加減して欲しい。
作者は恐らくこのキャラに相当な熱意を向けている。
私がなんでこんなことを言うのかというと、
というか、そもそもにして。
「アレ」の主人公が目指す象徴的な存在である某キャラクター、読み切りにはいない。
読み切り版の「アレ」が掲載された9ヶ月後、元ネタAにおいてのライバル……ライバル番号はよく分からないが、とりあえずAにおいて偉大なるライバルが登場したのである。
そのライバルが出た9ヶ月後に、本連載版の「アレ」が始動した。読み切り版にはいなかった、「ある身体的ハンディを背負ったキーキャラクター」が全面に押し出されていた……。
びっくらぽんである。
なのでキャラクターを全体的に追っていくと、
アレの先輩=元ネタAの先輩
だいたいAの焼き直しである。Bにも先輩キャラが居るが、なぜか敵校に回されている。
気弱だけど実はすごい能力を秘めたエースで後輩にもきつく言われつつも実はきちんと慕われているとか、そのまんまじゃないか。そのまんまじゃねーか!!
まんまじゃないけどぼんやりと似ている先輩方についてはもうなにも言わない。
アレの同級生
元ネタBにおいて、「Bの相棒の友達だったキャラとその関係性」がそのまんま元ネタAのライバルキャラを元にしたキャラ(ようするにアレのチーム内ライバル)の友達になっている。
意味が分からないと思うが、私も意味が分からない。友達を引っぺがして移植するとかやべーわ。
たぶんアレの作者は、元ネタBの相棒キャラが嫌いだ。それはこれから出てくることからもわかる。
何言ってるの??と思うだろう。私もそう思う。
B相棒の名字の意味を反転すると(性転換とひっかけたのだろうか)アレのマネ1の名字となる。
B相棒の名前を女っぽくすると、そのまんまマネ1の名前である。
性格はもはや女になっただけで話してる内容にたいした違いは無い。
アレの主役校モブ
アレのモブ二人の名前を入れ替えると、元ネタAとBのレギュラーキャラの名前になる。
おまけ
アレのチーム内ライバル(長いのでライバル1)はやたらめったら心理描写がクドく主役より目立つ場面が長かったのでひいきを疑われていたが、それは正確ではない。
作者はライバル1が好きなんじゃ無くて、ライバル1の元ネタである元ネタAのライバルが好きなんだよ。
あと、ついでに言っておくと、アレの主人公は冷遇されてはいない。
たしかに出番が少ない場面もあるし、活躍も多いとは言えないが、少なくとも作者には愛されている。作中一愛されている。
根拠は、元ネタとなった元ネタABの主人公がものっすごい冷遇された主人公だったからだ。
あれを悪魔合体したという前提で考えるとアレの主人公の厚遇ぶりは涙が出る程である。
作者はよっぽと元ネタABの主人公の扱いが不満だったのだろう。
敵校その一のライバルの名は、その動物まんまである。びっくりだね。
……いや、まあ、偶然である。きっと。おそらく。
え? 元ネタBの主人公(長いのでB主)はアレの主人公(アレ主)の転生元だったんじゃないのかって??
分裂してんだよ。言わせんな。
敵校その二のキャラクター
この高校のライバルキャラは物議を醸した。なぜならひいきされたからである。展開において厚遇されたからである。
なんかチャラかったけど、とある競技に出会って自分の不真面目さを猛省し、天才との才能の差に歯がみし、天才とガチギレのケンカを行い負け惜しみを言いお前とは友達になれないとまで言い、才能だけはなんだかんだで認めるとかなんかそんな感じの人。
もうそのまんま!! 元ネタBの敵の人は外見と口調と表面上の雰囲気と主人公校に居る相棒と実は中学時代からの因縁がとかそういうところが鏡に映っているかのようだ。見事な合成具合だ。
敵校その三のライバル
ここのエースもA主とB主の合成である。そのせいなのか、ここのエースとアレ主は作中でたびたび「ノリが似ている」と言われている。自虐ネタはやめろ!!!
ここにはエースを支える相棒キャラがいるのだが、当然元ネタがいる。
元ネタAにおける相棒キャラが元ネタなのだがなんとびっくり、元ネタにおいてこのキャラはデブである。ついでに言うと不細工である。
アレにおいての第三のライバル校の相棒はスマートなイケメンである……。なんなんだろう、編集に止められたのだろうか。
ちなみに、この相棒キャラ、名前は本当にもうそのまんまコピーみたいなもんである。たぶん、読めば気づくレベル。
敵校その四の……。
ここのエースは~~~~B主の派生キャラだ。もういい加減嫌になってきた。
ここのエースは名前が「本人のイメージにはまるで沿わず、アレの主人公のイメージとピッタリ重なる」という奇妙なことになっている。
それもそのはず、二人はおなじ「B主」を元にしたキャラ→実質二人は同源→だからここのエースの名前とアレ主のイメージをかぶせる、という異次元じみた趣向が盛り込まれている。
なんで同じキャラを元にしているのにイメージがずれてるのかと言われると、
アレ主→A主とB主を合成してチビにした
第四のライバル校のエース→たぶん「B主がエリートとして育てられたら」パロ。身体的ハンデはない。
とまあ、こういうことなので。
ここの相棒はなんとA主のパロキャラだ。もはやなんでもありだ。というかこの作者、両作品の主人公好きすぎだろ。知ってた。
具体的にどの辺が元ネタなのかというと、「実力で相手を絶望させることに(性的)快感を覚える性癖」である。
オレの腕を生かせる身体能力の持ち主に初めて出会った、オレと組んでくれ!(元ネタA)
オレの腕を生かせる身体能力の持ち主に初めて出会った、オレと組んでくれ!(アレ)
お前の意思や意見は試合展開に影響しないので黙ってオレや監督に従ってくれ、嫌ならチームを出ろ(意訳)(元ネタB)
↓半年後
お前の意思は試合展開に影響しないので黙ってオレに従え、嫌なら競技止めろ(意訳)(アレ)
(これについて補足。この元ネタBのエピソード後、とくに発言者(相棒)から主人公への謝罪は行われない。最終話終わっても和解もしない。酷い話である。
それに切れたのかなんなのか、「アレ」ではこの発言を行ったアレ相棒への罵倒が繰り返され、主人公は悪くない、と繰り返され、実質的にすごい謝罪した。よっぽど元ネタのエピソードが気にくわなかったのだろう。というか、Bの相棒が嫌いなのかもしれない)
兄貴の競技における失敗と転落人生を見て競技をやるとき精神的に不安定さが見られるようになった(元ネタA)(だいぶ昔の作品)
↓
兄貴の競技における失敗と格好悪さを見て競技をやるときの精神性に影響を及ぼした(アレ)
上記の兄貴の件で揺れていた心についてそれとなく人に相談し、競技と努力と才能の壁についての話を聞き、解決法を聞く。(元ネタA)
↓
上記の兄貴の(略)壁の話を聞き、笑い飛ばされ、解決法を聞く。(アレ)
アレの読み切りに小さい人いない
↓
↓9ヶ月後
わかりにくい例はこのほかにもいくらでもあるというか、「アレ」はもはや全編引き写す勢いであるのでいちいち書けない。
ユニフォームの配色もかなりやばめのグレーだったが、もう面倒なので書かない。
最後に言っておきたい。
……元ネタAとBでググると一ページ目に出てくる有名なエピソードがあるのだが、「アレ」においてその有名なエピソードだけはまったく盛り込まれていない。1ミリたりとも混入していない。
【だから、この文章を読んだあなたが元ネタAとBを探そうとしても、それはきっと徒労に終わるだろう】
これはたぶん、ばれないようにという下心からではない。
自分の書いたことに無責任なのにどんだけ気にしてほしいねんっていう。端的に言って卑怯。 わたしは嘘つきだし、なんなら幻聴とかも聞く。 だから上記の文章はすべてデタラメだ。...