2013年より月刊ミステリーボニータ(秋田書店)にて連載中の「クジラの子らは砂上に歌う」は、砂の海に覆われた世界を舞台とするファンタジー。砂上を漂う漂泊船・泥クジラには、感情を源とする超能力“情念動(サイミア)”を有する代わりに短命な「印(シルシ)」と、能力を持たないが長命の「無印(むいん)」という種族が暮らしていた。外の世界を知らないまま、泥クジラの上で短い一生を終えると信じていた記録係の少年・チャクロが、泥クジラに漂着した廃墟船の中で1人の少女・リコスと出会ったことから物語が動き出す。
ティザービジュアルにはチャクロとリコスが描かれ、3分超のティザーPVでは彼らの声を聴くことができる。アニメーション制作はJ.C.STAFFが担当。監督はイシグロキョウヘイ、シリーズ構成は横手美智子がそれぞれ務める。
また梅田のコメントも到着。「もしかしたら少しだけショッキングな内容もあるかもしれませんが、それでもテレビの前でチャクロやリコスたちに寄り添って、一緒に砂の海で暮らしているような気持ちになってもらえたなら、原作者としてとても幸せです」と思いを語った。
なお原作マンガ「クジラの子らは砂上に歌う」の最新9巻は本日3月16日発売。文教堂、アニメイト、書泉・芳林堂書店、有隣堂、くまざわ書店では購入者にそれぞれ異なるペーパーが配布されるほか、書泉ブックタワー、書泉グランデ、芳林堂書店高田馬場店では9巻の複製原画を展示。さらに単行本の購入者には、複製原画が抽選でプレゼントされる。詳細は書泉のサイトで確認を。