首相 格差是正に向け一億総活躍社会の実現を推進
安倍総理大臣は政府の経済財政諮問会議で、ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者スティグリッツ氏と意見を交わし、格差の是正に向けて、働き方改革など一億総活躍社会を実現するための施策を推進していく考えを示しました。
14日、総理大臣官邸で開かれた政府の経済財政諮問会議には、2001年にノーベル経済学賞を受賞した、アメリカ・コロンビア大学のスティグリッツ教授が招かれ、安倍総理大臣や麻生副総理兼財務大臣らと世界経済の先行きなどについて意見を交わしました。
この中で、スティグリッツ氏は、先進国では経済成長が鈍化する一方、所得の伸びが一部の富裕層に偏って中間層などに行き渡らず、格差が拡大するという共通の課題を抱えていると指摘しました。
そのうえで、こうした課題の解決に向けて、日本を含めて賃上げを進めることや、格差が世代を超えて続かないよう誰もが教育を受けられる政策を講じることが重要だという認識を示しました。
これに対し、安倍総理大臣は「安倍政権では、同一労働同一賃金の導入などの働き方改革、貧しい家庭に生まれたとしても高等教育を受けることができるといった制度や政策を進めている。これをさらに加速しなければならない」と述べ、格差の是正に向けて、一億総活躍社会を実現するための施策を推進していく考えを示しました。
この中で、スティグリッツ氏は、先進国では経済成長が鈍化する一方、所得の伸びが一部の富裕層に偏って中間層などに行き渡らず、格差が拡大するという共通の課題を抱えていると指摘しました。
そのうえで、こうした課題の解決に向けて、日本を含めて賃上げを進めることや、格差が世代を超えて続かないよう誰もが教育を受けられる政策を講じることが重要だという認識を示しました。
これに対し、安倍総理大臣は「安倍政権では、同一労働同一賃金の導入などの働き方改革、貧しい家庭に生まれたとしても高等教育を受けることができるといった制度や政策を進めている。これをさらに加速しなければならない」と述べ、格差の是正に向けて、一億総活躍社会を実現するための施策を推進していく考えを示しました。