トイレが故障 成田に引き返し緊急着陸
15日午後0時半ごろ、成田空港を出発したダラス行きアメリカン航空176便(ボーイング777、乗客乗員294人)でトイレが故障し、使えなくなった。ダラス空港までは約11時間かかるため、同機は成田空港に引き返し、約1時間後に緊急着陸した。
国土交通省成田空港事務所によると、故障したのはエコノミークラスのトイレ。離陸から約40分後に水が流れないことが分かった。機器が故障して水圧が弱まったのが原因。トイレに行きたいという乗客の要望に応え、引き返した。乗客は約3時間後、別の機体で成田空港を出発した。この影響で同空港を離着陸する計12便が最大21分遅れた。【北川仁士】