黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行が15日午後2時、政府ソウル庁舎で行われた臨時の国務会議(閣議に相当)で、次期大統領選挙の投票日を5月9日に確定した。
次期大統領選挙は、このたび憲法裁判所が朴槿恵(パク・クンへ)大統領の罷免を認める判断を下したのを受け、憲法に則り、60日以内にあたる5月9日、補欠選挙形式で実施される。次期大統領選挙のスケジュールが確定したのに伴い、各政党は候補者を選ぶ党内選挙の日程を決め、選挙戦に突入することになる。
また、黄氏は「未曽有の危機的状況の中で、国政を迅速に安定させるとともに、大統領選挙の公正な管理に専念する」として、大統領選挙に出馬しない意向を表明した。