映画「マトリックス」にリブート制作のうわさ。ウォシャウスキー姉妹は関与せず、出演は「クリード」のマイケル・B・ジョーダン?
スミス:重要なのは、なにごとも理由があって起こるということだ
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ワーナーブラザーズが、1999~2003年の SF 3部作「マトリックス」のリブートを計画中だと、複数のエンタメ系ニュースサイトが報じています。ただし、3部作の脚本・監督をつとめたウォシャウスキー兄弟改め姉妹は参加しない模様。
The Hollywood Reporterの伝えるところでは、ワーナーは「X-MEN 2」「インクレディブル・ハルク」などの脚本家ザック・ペンと交渉中で、出演者の候補としては「クリード チャンプを継ぐ男」でスタローンとともに主役を演じたマイケル・B・ジョーダンの名前があがっているとのこと。
一方、Deadlineはマトリックスを下敷きとして脚本家が新たなアイデアを出せる場を作ることを望んでいるとしていますが、そこにウォシャウスキー姉妹が関与するかについてはやはり言及がありません。
「マトリックス」シリーズは人間を大量に養殖しつつそこからエネルギーを獲得している巨大コンピューターシステムと、そのことに気づき、目覚めた「救世主」たちの戦いを描くSF作。劇中ではコンピューターが人間に仮想現実空間のなかであたかも普通に生活しているよう見せかけており、「マトリックス」は仮想現実/バーチャル・リアリティ(VR)というワードを世間に広めた作品とも言えるかもしれません。
技術的には、バレットタイム撮影やワイヤーアクション、スローカットなど新旧の撮影手法を斬新かつ効果的に使った映像が、数多く模倣(やパロディ化)されることとなりました。もっとも、「マトリックス」自体にもブルース・リー作品やジョン・ウー監督「男たちの挽歌」シリーズ、さらにはアニメ「攻殻機動隊」など多数の映画へのオマージュが散りばめられているのはご存知のとおりです。
ちなみに「マトリックス」リブート作は3部作のストーリーを踏襲するのでなく、スピンオフ的な内容になるとの情報もあります。ただ、やはりウォシャウスキー姉妹が参加しないとなった場合、3部作にあった細かいながらもニヤリとさせられる「味」というか「ギーク臭さ」が失われてしまわないかが、ファンにとっては不安要素かもしれません。