「問題生徒」の実名とトラブル事案を自治会長らに資料配布 埼玉の中学

 埼玉県熊谷市の市立熊谷東中学校が1月に開かれた非行防止などを目的にした会議で、問題を抱えているとして生徒13人の氏名や校内でのトラブルの内容といった個人情報を載せた資料を、出席した学区内の自治会長らに配布していたことが15日、分かった。

 熊谷市教育委員会によると、会議は1月17日に開催。自治会長や民生児童委員の他、市教委や熊谷署の担当者ら計17人が出席した。その際、同校が非行や不登校などの傾向にある1~3年生の男女13人の氏名と学年をまとめた資料を全員に提供した。

 うち非行の問題がある5人については顔写真も付けて「学力が低い」「性的な事への興味・関心が強い」と記載。会議後に資料を回収する予定だったが、徹底されず一部が持ち帰ったという。

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