旅客船沈没:セウォル号、早ければ来月初めにも引き揚げ

 海洋水産部(省に相当)は沈没した貨客船「セウォル号」引き揚げのための準備作業を今月末に終わらせ、早ければ来月初めにも船体引き揚げ作業に入ることを14日、明らかにした。引き揚げ作業が順調に進めば、船体は4月中旬か下旬ごろ、木浦新港埠頭(ふとう)に到着してその姿を現すものと見られる。

 海洋水産部によると、現在セウォル号を両側から持ち上げるジャッキング・バージ船2隻が事故海域に到着して待機しているところだという。セウォル号を船積みして引き揚げる半潜水式船舶はセウォル号がある海域に移動中だ。海洋水産部関係者は「早ければ来月4日から7日の間にある小潮期(干潮時と満潮時の差が最少となる時期)に引き揚げを試みる予定だ」と語った。実際に引き揚げ作業が可能かどうかは、風速や波の高さなど作業当日の天候状況にかかっている。セウォル号は潮の流れが速い「孟骨水道」の水面下40メートルの所にある。流れが激しかったり、波の高さが2メートル以上あったりすれば危険なため、引き揚げ作業を先送りするしかない。引き揚げ作業が成功しても、木浦新港まで到達するのに10日前後かかると予想される。

 海洋水産部周辺では、「政治的に敏感な問題であるセウォル号の引き揚げ作業が来月初めに始まれば、5月初めの大統領選挙にも少なからず影響を与えるだろう」との声もある。

ユン・ジュホン記者
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