民進 山井氏 稲田防衛相の答弁訂正は隠蔽 辞任迫る考え

民進 山井氏 稲田防衛相の答弁訂正は隠蔽 辞任迫る考え
民進党の山井国会対策委員長は、党の会合で、稲田防衛大臣が大阪の学校法人「森友学園」の籠池理事長との関係をめぐる国会答弁を訂正したことについて、事実を隠蔽しようとしたものだと批判し、辞任を迫っていく考えを示しました。
この中で、山井国会対策委員長は「稲田防衛大臣は、『記憶が間違っていたが、虚偽答弁ではない』と言い張っている。それで済んでしまったら、国権の最高機関としての国会の意味がなくなるのではないか」と述べました。

そのうえで、山井氏は「南スーダンでのPKOの『日報』も隠蔽、森友学園との関係も隠蔽。このような隠蔽の防衛大臣が、日本の国防の責任者であり続けてはならない。日本を守るという国益のためにも、辞任をしていただくしかない」と述べ、稲田大臣に辞任を迫っていく考えを示しました。

また、山井氏は「かたくなに、自民党と安倍総理大臣は、籠池氏の参考人招致を拒み続けている。やましいことがあるとしか思えない。国会に来てもらうしか、真相究明する手段はない」と述べ、参考人招致に応じない政府・与党の対応を批判しました。