女性遺体遺棄事件から7年
平成22年、博多湾で当時32歳の女性の切断された遺体が見つかった事件は、未解決のまま発覚から15日で7年になり、警察はJR博多駅前で、解決につながる情報の提供を呼びかけました。
この事件は平成22年の3月から4月にかけて、福岡市の能古島の海岸など博多湾の周辺で、福岡市博多区の会社員、諸賀礼子さん(当時32)の切断された遺体が相次いで見つかったもので、警察は殺害されたとみて捜査しています。
しかし、犯人につながる有力な手がかりがなく未解決のままとなっいて、警察は事件の発覚から7年になる15日、JR博多駅でチラシ500枚を配って情報の提供を呼びかけました。
警察によりますと事件に関する情報は、先月末までに約170件寄せられましたが、去年1年間は7件にとどまるなど、年々減ってきているということです。
捜査を担当する博多警察署の千代島秀樹刑事管理官は「断片的な情報からでも事件の解決につながることがあるので、ささいな情報でも心当たりのある方は提供をお願いします」と話していました。
情報の提供は博多警察署、電話番号092ー412ー0110で受け付けています。