今日は、南米メソゾイック・カラシン御三家の一角、河の剣歯虎ペッシ・カショーロについて語ろう。クレタじゃないけど、アルゼンチンのエントレ・リオ州で新生代ヒドロリックス属(ペッシ・カショーロ族)化石が、1997年に報告されているんだけど、画像を持っていない。現生のアルゼンチン、ラプラタ水系では、ヒドロリックス属は絶滅して生息していない。同属は、アマゾン&オリノコに数種が知られている。
極東ジャポン熱帯魚界では、もっとも大きくなるらしい種類を、分類とまるで関係なくアルマータスと決めている(笑)。カショーロの若魚をお客に売りたいとき、これは、アルマータス種で、超巨大になりますよぉ~! 、という美味しそうな売り口上を使う。そしてお値段をバカ高くする。なかなか大きくならないんで、お客が文句たれると、店員は用意しといた切り札ジョーカーを出す。アンタの水槽環境&管理が悪いんでしょ!(笑)。
実際のとこ、スコンビロイデス種とアルマータス種の違いは、あの偉大なGOGですら、よく判らない(笑)。何しろ前者は、分類の大御所キュビエ記載で、1819年。後者記載が、1841年とクソ古る過ぎる。元記載論文を読んでないけど、おそらく記述も曖昧だろう。上の写真は、コロンビアのオリノコ水系の個体。
高名なウィキペディアさん日本語の、ペーシェ・カショーロでは、レッドフィンペーシュ・カショーロをアルマータス種だって、もっともらしく記述してるけど、これもアヤシイ(笑)。ウィキペディア英語で、PAYARAをスコンビロイデス種として、写真は別属ラフィオドンが載ってるんだから、まあそんな程度でしょう(笑)。
オレが思うに、レッドフィンペーシュ・カショーロは、タタウアイア種である可能性がある。それっぽい個体をシングー河の源流部で釣ったことがある。
もう一種が、ウォーレシー。やや体高のあるカショーロで、これも釣ったことがある。
ちなみに、この仲間の世界的権威は、サンパウロ大学動物博物館のモニカ・トレード博士だ。タタウアイア種やウォーレシー種の記載者でもあるね。
ペッシ・カショーロの英語圏での通称は、バンパイア・テトラだけど、あまり格好よくない(笑)。ヒドロリックス属の意味は、「水の狼」だから、ずっと格好いい。英語圏人種に感性があれば、ウォーター・ウルフにしたろうにね。
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2017-03-01
2017-02-22
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