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2012/04/26【国際交流】

留学体験報告会を開催しました!

交換留学は人生のターニングポイント

 4月25日(水)、2011年度に交換留学生として海外協定校へ派遣された学生の留学体験報告会を開催しました。今回は、台湾、中国、韓国、ニュージーランドで約1年間過ごした交換留学経験者が、それぞれの体験を熱く語りました。

 まず、屏東商業技術学院(台湾)に留学した奥田幸子さんは、「台湾の最南端に位置する小さな町、屏東という、外国人が非常に少ない環境で生活していくためには、問題を自分の力で解決し、時には現地の人と交渉しなければならず、とても苦労した。台湾留学のメリットは、繁体字と簡体字の両方をマスターできること。」と台湾留学の意義を伝えました。

 東北財経大学(中国)に留学した宮城直樹さんは、ユニクロや無印など日本企業が多く進出している大連で、就職活動を体験したり、造船会社の見学をしたりと、留学中だからこそできた貴重な体験を話しました。

 啓明大学校(韓国)に留学した村本華子さんは、「留学当初は言葉が分からず、大学や寮のルールを理解するのに苦労したが、周囲の人に助けられ、韓国人の温かさを肌で感じた。」と振り返りました。

 淑明女子大学校(韓国)に留学した森本ゆきさんと菅原菜々弥さんは、「海外へ出ることで、海外から見た日本を再認識し、世界の中の日本がどのように位置づけられているかを知ることができた。」と話しました。

 クライストチャーチ・ポリテクニーク(ニュージーランド)に留学した山本志穂さんは、「多国籍の留学生と交流することで、全く違う考え方や習慣、価値観に触れることができた。」現在、就職活動真っ最中の山本さんは、「就職活動を理由に留学を諦めることはとても残念なこと。就職活動はあくまで自分次第。」と力強く話しました。

 最後に、三上国際交流センター長からは、「日本から海外へ出て行くことで、初めて違いを発見し、自己を再認識することができる。この比較がアイデンティティを確立する貴重な機会になる。」というメッセージが送られ、留学を考える学生たちの背中を後押ししました。

 会場には、約40名の学生が参加し、「英語の勉強をどのようにしたか。」「現地の日本に対する印象はどうだったか。」などの質問がありました。交換留学を経験した学生たちは、留学を振り返り、改めて整理する良い機会となりました。また、これから留学を目指す学生たちにとっては、貴重な体験談を聞き、目標へ奮起する有意義な時間となりました。
 今後ますます多くの学生が海外留学に挑戦することを期待しています。

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