「(´・ω・`)」「( ゚∀゚)o彡゜えーりんえーりん!!」
CIAが日本の顔文字を極秘収集? ネット警戒感漂う
2017.03.14 TUE
“ちゃぶ台返し”といった極めて日本的な顔文字も含まれていた ※この画像はサイトのスクリーンショットです(ウィキリークス公式サイトより) 内部告発サイト「ウィキリークス」は、CIA(アメリカ中央情報局)が世界各地で様々な手段でハッキングしていることを示す機密文書を3月7日に公開した。情報の中には、日本の「顔文字」が含まれていたことからネットで話題になっている。
ウィキリークスによると、今回掲載した機密資料「Vault 7」には、CIAがiPhoneやAndroidといったスマートフォンをはじめ、サムスンのスマートテレビなどのIT機器をターゲットとして、個人情報を収集していた記述が見られたと伝えている。
『ハフィントンポスト日本版』によれば、その中にネット上で流行している顔文字やコピペなどの“面白ネタ”を意味する「インターネットミーム」が含まれており、CIAはそれらに精通していたと考えられるという。実際、ウィキリークスが公表した資料「Japanese style Faces(日本式の顔文字)」には、ユニークな顔文字が多数掲載されており、「ニコニコ動画」や「2ちゃんねる」で“お馴染み”のものまで含まれていた。例えば、
「(´・ω・`)」
「⊂(゚Д゚,,⊂⌒`つ」
「( ゚∀゚)o彡゜えーりんえーりん!!」
こうしたCIAの顔文字収集にTwitterでは、
「ワシも当局の監視対象か! 彡 ⌒ ミ ( • ̀ω•́ )」
「たいへんだー2ちゃんねるの機密情報が筒抜けの件www」
「機密情報を顔文字で送り合っても、CIAに読み取られてしまうらしい」
と警戒を強めている(?)様子が伝わってくる。さらに、
「CIAの人たちには一種の暗号だったのか…?」
「東洋の一民族が使う謎の記号に関心を寄せたか」
「暗号に利用するつもりだったんだ。間違いない!」
と収集目的を憶測する声が寄せられている。また、
「(´・ω・`)とか(*´∀`)とかm9(^Д^)プギャーとかも?」
「 (・ω・`U)や(U´・ω・)も収集されていないかと謎の期待をした自分がいる」
と期待を募らす声もあった。
CIAの諜報活動が顔文字にまで至っていた、しかもそれがネットユーザーにとってメジャーなものが多数含まれていたことに衝撃を隠せない人が多かった今回の一件。CIAがどこまで日本の顔文字を把握しているのか定かではないが、ネットユーザーには一般的であることを考えると暗号として利用することは難しそう!?
(山中一生)