来日に先立ち、東南アジアを歴訪したサルマン国王だが、英BBC放送によると、インドネシアに運び込まれた荷物は459トンにも及んだという。漫画のようなスケールの大きさだ。
「脱石油依存」経済の構築を目指すサルマン国王は、サウジでの経済特区の創設で安倍晋三首相と合意する方向だ。トヨタ自動車がサウジに工場を新設する調査を始めるなど、官民の経済協力は約30件に上る見通しだ。
百貨店や高級ブランド店も、王族一行の“お買い上げ”に期待を寄せるが、日本の経済協力を取りつけることに成功すれば、国王にとっては安い買い物か。