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【軍事ワールド】
脆弱すぎる韓国軍のセキュリティー 軍拠点に“不審者”が堂々進入 「平和なランボー」の顛末は…
軍に徴兵された場合は実家から遠く離れた部隊で宿舎生活となるが、義務警察の場合は勤務地を志望できるうえ、休日にはサラリーマンや学生同様、街に出て遊ぶこともできる。24時間、管理された集団生活のなかで厳しい訓練に加えイジメやシゴキがたびたび問題となる徴兵軍隊の日々とは段違いだ。
そのため競争率は高いが、現地紙のソウル新聞によると、警察署の署長クラスの幹部の息子のうち、約半数が義務警察(機動隊)で兵役を代替していることが判明するなど、義務警察官=コネを持つ権力者の子息、という図式が浸透しているとの見方もある。
ベッドで熟睡する男が義務警察だとわかった時点で、軍は親切にも男の両親に電話をかけ、男は迎えにきた親に連れられて去っていったという。