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NHK元記者、15日に再逮捕 山梨でも複数の強姦疑い
山形県内で一人暮らしの女性宅に侵入し、乱暴したとして、強姦(ごうかん)致傷などの罪で起訴されたNHK山形放送局の元記者、弦本康孝被告(28)について、前任地の山梨県でも強姦事件に関与した疑いがあるとして、強姦と住居侵入の疑いで山梨県警が15日に再逮捕することが14日、分かった。
捜査関係者によると、山梨県警は15日午前、弦本被告の身柄を山形県から山梨県に車で移送し、同日午後に到着後、再逮捕する。移送には7~8時間を見込んでいる。
捜査関係者によると、弦本被告は平成26年、山梨県内の1人暮らしの若い女性宅に侵入。就寝中の女性を脅して乱暴したとしている。25年にも同県内で就寝中の女性宅に侵入して乱暴した疑いがある。
2つの現場で採取された遺留物のDNA型が、山形県の事件現場に残されていた弦本被告のものと一致していたという。
弦本被告は23年に入局し、甲府放送局に配属。27年7月に山形放送局に異動し、今年2月16日付で懲戒免職となった。