外国人や留学生が日本語学ぶ体制強化を 超党派議連

外国人や留学生が日本語学ぶ体制強化を 超党派議連
日本語教育の充実を目指す超党派の議員連盟は、日本で働く外国人や留学生が増えていることなどから、日本語を学ぶ体制を強化する必要があるとして、所管省庁を定めることなどを盛り込んだ法案の取りまとめに向け検討を始めることを確認しました。
日本語教育の充実を目指す超党派の日本語教育推進議員連盟は、14日、立法チームによる初めての会合を開きました。

会合で、チームの座長を務める民進党の中川正春元文部科学大臣は「外国人が労働や留学で日本に滞在する機会が増えている。そうした状況も含めて日本語をしっかり教育する体制が必要だ」と述べ、必要な法制化に取り組むべきだという考えを示しました。

そして、日本語教育を所管する省庁を定めることや、教育の機会を確保すること、それに日本語を教える指導者の育成など、教育水準を向上させることなどを盛り込んだ法案の骨子案が示され、本格的な検討を始めることを確認しました。

議員連盟はできるだけ早い時期に法案を取りまとめ、ことし秋にも国会に提出したいとしています。