余った2万円は自転車パーツにつぎ込める!
昼間の日差しを浴びていると、私のような冬ごもり自転車乗りですら「そろそろ遠出してもいいんじゃないか」と思えてくるものです。そう、気がつけば3月も半ば。
そうだ、春は自転車にぴったりな季節じゃないか!
自分の足を使って遠くまで行き、美しい風景を眺めて写真を撮ったり、ご当地グルメを味わったり、歴史を学んだり。滋賀県には琵琶湖があり、ちょっと足を伸ばせば京都まで行ける、もちろん輪行すればもっともっと遠くにも。
そのためにロードバイクを買い、ミラーレス一眼を買い、iPhone7を、AppleWatch2を。好きなことにお金を使うのは本当に楽しいのです。そして今僕が出来ないのは「走りながら撮影すること」。これも叶えたい!
自転車に装着して運転の邪魔をすることなくリアルな目線で撮影をしてくれるのが「アクションカメラ」とか「自転車カメラ」とよばれるもの。最も有名なのはアメリカの「GOPRO」ですが、高いものは5万円近い、安いものでも3万円近い。
でももし、同じ程度の性能があって値段が半分近いものがあるとすれば。具体的に言えば3万円オーバーのHERO5 Session並のものが半額くらいで買えるとすれば、興味湧きません?
だって、2万円ほどあればいろんなもの買えちゃうよ?僕が2万円あったらロードバイクいじりの第一歩、ホイールの交換します。SHIMANOのWH-RS21なら2万円くらいで買えちゃう。コスパが良くてよくおすすめされるホイール。
いや、ホイールを勧めたいんじゃないんだ。カメラよカメラ。
自転車カメラが欲しいと呟いてみた
「すいません、オススメのアクションカメラありませんか?」と質問をしてみたところ「レビューを書いてもらえるなら」とご提供いただけることになりました。いつもいつもGearBestさんありがとうございます!
GearBestさんは3周年記念ということでセールが始まります!この機会に他の商品も是非是非。
提供頂けることになったのはSJCAM SJ6 LEGENDというもの。SJCAMというのは聞き慣れないメーカーですが、アクションカメラの分野でリーダーを目指すという信念の元で商品開発を行っている中国のメーカーです。が、日本法人もしっかりありますね。
さてさて、そんなSJCAMのSJ6 LEGENDがさっそく届きましたので、スペックを少々眺めてみることにします。
SJ6 LEGENDの性能をチラッと見てみる
細々した説明はHPなどでもできますので、一気に箇条書きでいきます!
○ 4K動画、30m防水対応ハウジング、手ブレ防止
○ タッチ操作、前面パネル、外部リモコン対応
○ 4K動画撮影、手ブレ防止機能、防水ハウジング対応
○ 前面のインフォメーション表示パネルと背面タッチ操作
○ 専用外部リモコン操作が可能
○ 専用外部マイク対応、1000mAh新型バッテリ
□ CPU: Novatek NT96660
□ イメージセンサ: Panasonic MN34120PA
□ レンズ: 画角166度
□ モニタ: 2インチタッチパネル 0.96インチフロントパネル
□ 動画フォーマット: MP4 MOV
□ 動画解像度: 1080P(60/30fps) 720P(120/60/30fps) VGA(240fps)
□ 静止画解像度: 16M(4608x3456 4:3)~VGA(640x480 4:3)
□ 対応OS: WindowsXp(SP2)以降 MacOSX10.4.1.1以降
□ システム言語: 日本語あり
□ その他: ジャイロセンサー搭載 Wifi接続対応 2.4GHzリモコン通信対応 microSD(最大32GB)
□ バッテリ: 専用リチウムバッテリ 100mAh
ざっくり簡単に文章で書くとすれば
「30M防水に対応したハウジングに収まった4K動画が撮れるアクションカメラ。パナソニック製のイメージセンサーとNovatek NT96660チップセットを使った高画質で画角が166°と広角、前後に液晶パネルがあり背面はタッチパネルで操作性を向上させている。ジャイロ手ぶれ補正で荒れた道路の撮影も見やすさアップ!」
こんな感じでしょうか。ね、欲しくなってきたでしょ?
実物の画像なんていらねぇ、今すぐ買う!という方はここからどうぞ!
いやいや、まてまて。実物を見てみたいぞという方のために開封した商品をちょっと紹介してみることにします。これを見てからでも全然遅くないです!
開封の儀
すいません、なめてました。中国製だっていうしパッケージなんて適当だろう、プチプチで適当にくるんでポイ!という感じかと思いきや、箱も丁寧に作られています。
取り出してみました。下に見えているところで自転車と固定します。後で書きますが樹脂パーツの精度が素晴らしい。ガサガサだったり窮屈だったりしません。ここまでしっかりハウジングしているなら水漏れの心配もなさそう。金型の精度の高さが本当によくわかる製品ですよこれは。
開閉する部分にはシリコンゴム製のパッキンがはまっています。これも手抜きがまったくなくて感心。コストを下げようとするならここは白の合成ゴムでごまかすところですが、耐候性、耐薬品性に優れたシリコンゴムを使うのはユーザー目線ですごく良い。
硬いハウジングに入れてしまったら後ろ側のタッチパネルが触れないじゃないか、という声があったのでしょう。このパーツに交換することでタッチパネルが外側からも反応できるよう、柔らかなフイルムのフタに交換することもできます。でも水圧にはもちろん弱くなりますので「deep water」はダメよ、との注意書きあり。
接続はUSB。カメラに接続する側は独自の形状なのかな、うちにはこの形はないなあ。大事に取り扱わなくては。
大きさ、小さいです。本体だけなら6cm×4cm×3cm(レンズ含む厚み)くらい。
上の赤い◎は録画開始、左側面に見えてるのは電源ボタンと設定ボタン。日本語表示に変えることも出来ます(いかにもな日本語なので英語のまま使ってますが)
こっちがタッチパネルになってる側。設定などはこの画面をタッチすることで変更します。とてもわかりやすい。
先ほどのケーブルを刺すUSBポート。SDカードはマイクロです。もう一つ見えているのはHDMIです。
たくさんの固定パーツが入っています。GOPROを非常に意識したパーツが入っています(としか説明しようがないです)一通り使えば角度は自由自在に取り付けられそうです。
本当に驚いたのは部品の精度の高さ。数年前ならたとえばこのパーツにはそこらじゅうにインジェクション成形の時についた「バリ」などがそのまま残されていて、触った時に不快なザラザラを感じたと思うんですが、これは本当に滑らか。どこもツルツルしていてバリなどがまったくない。金型精度が非常に高いこと、検品などがしっかり行われていることがすごくわかります。軸などのはめあいも非常に心地よいレベル。
さて、実写!と思ったら!
家にあったマイクロSDを差し込んでいざ!と思ったらSDカードを読み込まずエラーがでます。これはSDカードの問題。おそらく5年くらい前の2Gのカード。携帯電話のデータバックアップ用に買ったものなのでやっぱり使えないんです。
明日買いに行ってきます!実際の動画は週末どこかにお出かけしてみてということで!
GOPROとの比較動画を見てお待ち下さい!
これはSJCAMのSJ6 LEGENDとライバル品GoPro Hero4との比較動画。4万円ほどしたGoPro Hero4(今は新機種になっています)とどれほどの違いがあるかを是非見てみてください。ちなみに今SJCAMのSJ6 LEGENDはGearBestさんで159ドルで発売されています。
現行機種のGOPROでも差額は2万円ほど。自転車大好きな人ならその2万円はどう活かすか考えてしまうところだと思いますけどいかがでしょう。
こんなわかりやすい「同じ土俵で戦う」動画もありますね。
では念のためもう一度リンクを貼っておきます。ぜひ要チェックです!