市民相談に対する不適切な対応について
[2017年3月10日]
個人のツイッターに、本市宛てに送られた市民相談の内容をプリントアウトしたものを撮影したと思われる画像が投稿されました。調査を行ったところ、実際に本市でプリントアウトしたものであることが確認され、情報管理について配慮に欠けた不適切なものでした。関係職員に対して、厳重注意を行うとともに、ツイッター投稿者およびツイッターに対して、記事の取り消しを依頼しています。今後こうした不適切事象が起こらないよう適切な情報管理について、職員に徹底してまいります。
1 画像の内容
- 平成27年3月18日に人権推進課宛てに市公式ホームページ内の問い合わせフォームから寄せられた文書
- 文書には、名前およびメールアドレスの記載がされている
2 経過
- 平成29年3月9日(木) ツイッター閲覧者からの情報提供により確認。投稿者に対しては、電話で聞き取りを実施
- 平成29年3月10日(金) 当時の関係職員に対して聞き取り調査を実施
3 発生原因
- 平成27年に、人権推進課に投稿者がヘイトスピーチ被害を受けている旨の相談に訪れた。その際に、市に対しても関連の情報はないかとの質問があったことから、市公式ホームページの問い合わせフォームを通じて寄せられた文書を投稿者に提示し、その文書を投稿者が撮影をしたもの。
- メールで寄せられた文書は、投稿者を誹謗中傷するものではないかと思われる内容であり、投稿者からも、ヘイトスピーチ被害に関して、警察への被害届を提出しており、関連情報があれば見せてほしいとの申し出があったことから、ヘイトスピーチ被害の解決に向けた一助になればと、職員は提示を行ったものであるが、その対応については、情報管理について配慮にかけた不適切なものであった。
4 対応
ツイッター投稿者および当時の関係職員への聞き取りをはじめとした調査を実施。当時の関係職員に対しては、厳重注意を行った。文書発信者に対してはメールにより連絡を図っているが、現在、連絡はとれていない。ツイッター投稿者およびツイッターには、記事の取り消しを依頼している。