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スネップ仙人が毒吐くよ

50代ひきこもりの独白記


ギックリ腰から一週間が経過

自分 身体

先週、発症したギックリ腰から一週間が経過した。

snep1000.hatenablog.com

 

まだ完治はしていないが、例によって税金関係で役所に出向く必要があり、いやいやながら徒歩で出かけた。

家の中では歩いていたものの、戸外に出るのは初めてだ。

タクシーを使うという手もあるが、役所までは徒歩で通常10分ほどの距離だし、自分の症状は立ち上がる時や座る時に痛みを感じるので、むしろ乗り降りが苦痛になってしまう。第一、赤貧なので余計な現金を払いたくない。

大体治療費もケチって、病院にも行っていない。まあ、行くにしたって歩いて、待合室で待たされるのでは、堪ったものではないのだが。

 

当初、椅子から立ち上がって上体を起こすのに激痛が伴い、一本の杖を両手で持ちながら腕の力でゆっくり数十秒の時間をかけて起き上がっていたのだが、二日前に、かなり症状がやわらいできたのが幸いだ。

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今では、杖に手を掛けなくても起き上がれるし、上体も後ろにやや反れるくらいに回復している。

ちなみに、一番痛む部分は腰の左側で、背骨に痛みは感じない。

一旦立ち上がってしまえば、姿勢の維持は比較的楽である。

 

結局、いつもの倍くらいの時間を掛けて役所の窓口に行くことができた。

途中、地下道に下りたり、役所の所定の階に行く必要があるが、階段は自信がないので、全てエレベーターを使用した。

 

無事申告を終えて、歩く自信が出てきたので、食料品を買いにスーパーへ。

 

Amazonでインスタントラーメンを30食購入したが、生鮮品がないので、多少無理してでも行きたかった。

いつも行く安いドラッグストアは遠いので、近所のスーパーに行くしかないのだが、ここは成城石井かと思うほど高いのが、痛い。

スーパーから自宅への帰りが、少々辛かった。

行きは軽い書類だけで、左側の腰が痛むので、右手に杖を持って右側に重心を傾けて、左足を引きずるような形で歩いてきた。

しかし、食料品を買ってしまったので、左手でそれを持つと、左側に重みが掛かって痛い。

右手で食料品袋を持つと、杖の邪魔になる。

仕方ないので、左側に杖を持ち替えて右手で食料品を持つ。これでバランスが取れるが、やはり左で杖を突くと背中が痛むのである。

どうにもならないので、少々の痛みは我慢して戻ってきた。

 

てな感じで、完治にはまだ時間がかかりそうだ。

 

ギックリ腰というと、絶対安静で動かない方が良いという人が多いが、自分は激痛で全く動けなかった初日はともかく、なるべく無理のない範囲で、少しずつ身体を動かすように努めた。

同じ姿勢を取り続けると、筋肉が萎縮し関節も固くなって、却って回復が遅れると思われたからである。

また、痛み止めは3日目までは使ったが、それ以降は使わなかった。痛みを取ってしまうと、ついつい無理に動き過ぎて身体を痛めてしまうからだ。

つまり動くといっても、痛みを激しく感じるほどには、動かないようにしたのだ。

一時間に一回以上椅子から立ち上がり、杖を使いながらも、膝を曲げて屈伸運動を心掛けたところ、二日ほど前から急に楽になった。

 

まだ不自由ではあるが、絶対に外せない用事が済んで、ともかく良かった。