台湾の台北地検は14日、前総統の馬英九(マーインチウ)氏(66)が在任中の2013年、捜査情報を漏らすよう検察幹部に働きかけ、自身も漏らしたなどとして、機密情報漏洩(ろうえい)の罪などで起訴した。
起訴状などによると、立法院(国会)院長だった政敵の王金平氏の司法介入疑惑の捜査をめぐり、馬氏は当時の検察トップの黄世銘・検察総長を呼び寄せ、捜査が終わる前に、捜査情報の報告を受けていたとされる。更に情報を当時の江宜樺・行政院長(首相)に漏らしていたという。黄氏は15年に情報漏洩の罪などで有罪判決が確定している。
馬氏は14日、「私は自らの潔白を確信している。裁判が公正に行われることを希望する」と語った。
台湾で総統経験者が起訴されるのは、李登輝氏(公金横領罪など=無罪確定)、陳水扁氏(収賄罪など=有罪確定)に続いて3人目となる。(北京=西本秀)
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朝日新聞国際報道部