ラジオで聞いた楽曲をいつの間にか検索していた
もう1ヶ月ほど前になるけど、いつものように営業車に乗ってラジオを聴いていた時にふと流れて来た音楽がカッコ良くてアプリを使って検索してみた。
本当はラジオを注意深く聴いていれば、誰のどの曲なのかはDJが言ってくれるものだけど、運転に集中していて聞き逃すことがたまにあるし流れている曲がイイなって思えたらスグに検索しておきたい。
洋楽だと思って今日もいい曲を発掘できたかもって思えて検索結果を待つ。片手に持ったスマホの画面を一瞬チラリと見た。検索結果に「w-inds.」の文字があった。正直驚いた。
中学生くらいの時に、Aちゃんという女の子と席が隣だった記憶がふと蘇った。決まりきった王道が嫌いなのか、今となっては知るよしもないけれど、とにかくひたむきにマイナー路線を行く女の子だった。
というのも当時流行っていたV6を差し置いて、w-inds.の写真や下敷きやクリアファイルを集めまくっていた。誰もが止めることはなかったし、誰もがAちゃんの熱狂的ファンぶりを見守っていた。彼女の机には、彫刻刀でひっそりと、でも確実に力を込めて彼ら3人の名前が刻まれていた。
席替えでその机を使った人はどう思ったのだろうか。
w-inds.の名前を聞くとAちゃんを思い出す。正直、当時の曲はほぼ印象のないアーティスト。いや、悪気はないけど僕の遠い記憶からは、彼らよりも強くAちゃんが思い浮かんだ。
We Don't Need To Talk Anymoreが評価を一気にひっくり返した
というわけで僕がラジオで検索した曲がこれだった。
始めはw-inds.という名前を見て、当時のことを懐かしく思い出したし、まだ活動していたことにちょっと驚きを感じた。(いや失礼ながら)
でも、偏見なしで聴いたこの曲は間違いなく彼らが作ったものだし、ダンスミュージックとして一瞬で僕の心を捉えた。
Aちゃんの印象しかなかった僕に新しいJ-POPの真髄を見た気がする。とにかく耳に残るし、ダンスもカッコいい。何度も聴きたくなる中毒性みたいなものがある。
おそらく、予想としてはこの楽曲に影響を受けたんだと思う。曲調もそうだし、外国から影響を受けている以上国内での評価はなかなかされてないかもしれない。
と、いろいろと話をして来たけど実際に聴いて素直にイイなって思えたのが本音。しかも作詞作曲はw-inds.の橘慶太さんが行なっている。もしかすると将来、独自のダンスミュージックを次々に送り込むアーティストになっている気がするのは僕だけか。
偏見もなくまずは一度聴いてみてほしい。
We Don't Need To Talk Anymore(MUSIC VIDEO Full ver.+15s SPOT) / w-inds.
あの時のAちゃんはきっと間違っていなかった。逆にこの進化を予想していたとすれば、残りの半生を使って拝み倒すしかない。
たまにはこんな感じのブログ記事もいいかもしれない。
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