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「嘘の戦争」クランクアップ 「よいドラマになった」 きょう最終回

連続ドラマ「嘘の戦争」の最終話のワンシーン=関西テレビ提供

 元「SMAP」の草なぎ剛さん主演の連続ドラマ「嘘の戦争」(関西テレビ・フジテレビ系)がこのほど、クランクアップを迎えた。最後のシーンを撮影した草なぎさんは「(スタッフ・キャストの)皆さんが力を合わせたことで、『よいドラマになったなぁ』『一つでもよい画を視聴者の皆さんに届けようという熱意が素晴らしいドラマを生み出すんだ』と感じることができた現場でした」と話し、「これからもスタッフとキャストが切磋琢磨(せっさたくま)し、お互いが向上し合えるような現場に身を置きたいと思いました。皆さんもそういう志の高い仕事を目指して頑張ってください!  ありがとうございました」とあいさつした。

 ドラマは、2015年に放送された草なぎさん主演のドラマ「銭の戦争」に続く、“復讐(ふくしゅう)シリーズ”の第2弾。殺人事件で家族を亡くし、復讐を果たそうと事件の関係者たちに“罠(わな)”を仕掛ける天才詐欺師の一ノ瀬浩一(草なぎさん)と、浩一の計画を阻もうとする、藤木直人さん演じるニシナコーポレーションの二科隆社長との頭脳戦を描いている。

 浩一の詐欺師仲間の十倉ハルカ役で水原希子さん、八尋カズキ役でアイドルグループ「Sexy Zone」の菊池風磨さん、児童養護施設を経営する三瓶守役で大杉漣さん、隆の妹の二科楓役で山本美月さん、隆の兄の二科晃役で安田顕さん、隆の父でニシナコーポレーション会長の 興三役で市村正親さんらも出演している。

 劇中で草なぎさんの敵役を演じた藤木さんは「スタッフ、キャストが一丸となれたのは、剛くんがすごく頑張っていて、素晴らしい演技をしていたからだと思います。『太閤記』以来、13年ぶりにこうやってご一緒することができて本当にうれしかったです。敵役としてはちょっと弱かったかもしれませんが精いっぱい頑張りました。ありがとうございました」とコメント。

 最終回について草なぎさんは「僕はハッピーエンドが好きなんで、復讐劇だけれど見ている人にちょっと温かい気持ちになってもらって、ドラマが終わっても温かい気持ちがずっと続くような作品になったら」と語った。

 15分拡大の最終話は、詐欺師に仲間を裏切られ、二科家の反撃により警察に追われる浩一は、新たな罠として、30年前のOL殺人事件を隠ぺいした“新たな証拠と証人が見つかった”と隆に電話をする……というストーリー。14日午後9時から放送。

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