みなさんのまわりにも、いつも運の良い人や、いつも運の悪い人がいると思います。
仕事もプライベートも順調に進む幸せな人と、何をしてもトラブルに見舞われる不運な人がいるのは何故なのでしょうか。
実は最近の脳科学の研究によって、努力や行動によって脳の使い方が変化して、運の良い人になれるかもしれない方法がわかってきたのです。
運の良い人は脳の使い方に特徴がある
「運が良い」とされる人たちには、科学的に説明がつく行動パターンや、それに伴う脳の使い方があることがわかってきました。
自分の脳の特徴を自覚することができれば、行動をコントロールして脳の使い方を変えることで、ある程度運のいい脳に変えられるのです。
運のいい人は、単純に恵まれているのではなく運をつかむことがうまく、それと同時に不運を防ぐような行動や考え方をしていたのです。
行動によって長期的に幸運を生み出す
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運をアップさせてくれる行動は、誰もが日常生活の中で行っていることで、長期的に見るとチャンスと幸運を生み出してくれます。
これらは長い時間と継続的な努力が必要で、しかも最初の効果が出始めるまでにも時間がかかります。
効果は最初はゆっくりとやってきますが、効果が出始めると雪だるま式に増幅していきます。
運の良い人になるポイント
自分を大切にする
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「自分を大切にする」とは、自分の価値観をしっかり持って、他人の意見に惑わされないことです。
人間の脳内には快感を感じる報酬系があり、人助けなど社会的な行動も含めて、自分が気持ちよい行動をとると報酬系は活動します。
常に快感の状態を作り出せる人は、実際の自分が理想の自分と一致している人です。つまり自分が好きな人なのです。こういった人は余裕があるので、人を惹きつけて人から好かれます。
悪口・陰口を言わない
誰かが誰かの悪口を言っている場面では、聞いている人の感情の矛先は、悪口を言われている人ではなくて、悪口を言っている人に向いています。
周りの人に避けられないためにも、できるだけ人の悪口や陰口を言うことは慎みましょう。
人の悪口を言うことは絶対にしてはいけませんが、悪口を頻繁に言っている人の周りにいることもマイナス要素となります。
つまらない作業こそ本気でやる
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中途半端な気持ちで取り組んだものは、周囲にもその気持ちが伝わってしまうものです。そしてその評価は必ず自分に戻って来てしまいます。
相手からの評価が、長い時間をかけて人生のあなたの評価そのものとなっていくのです。
良い仕事をしてその仕事が評価されると、周りの人は自然と助けを求めてくるようになります。
見返りを求めない
自分の時間を提供して、才能も提供しましょう。そのとき見返りを求めることをやめてみましょう。
そうすると、あなたの周りには優しくて幸せな人たちが集まって来るようになります。
他の人たちに助けの手を差し伸べることができる人たちの集まりができあがるのです。このことは、その全員にとって大きなチャンスとなります。
毎日、スキルアップする
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スキルを身につけておくと、それが必要とされることがいつか訪れるかも知れません。
できるだけ多くのスキルを身につけておくことによって、チャンスを掴むことができる可能性は飛躍的にアップします。
他者からはラッキーな人にしか見えなくても、その裏には努力が隠されているのです。
出来ないことは素直に認める
「自分はできる」と思うことができればよいのですが、そうでない場合は、できると思い込もうとしないほうがよいかもしれません。
そのときは不安を紙に書き出してみたり、信頼できる人に相談することが大切です。
不安な気持ちと正面から向き合うことによって、本来の実力が発揮できるようになることも多いのです。
運が良い人のマネをする
成功している人や、この人みたいになりたいと目標にしている人の真似をしてみましょう。
話し方や考え方、さらにはファッションまで様々なことを真似してみると、そのうちに脳の回路も似てくるのです。
ただし、脳の回路は1日では変化しません。新しい回路ができるのには少なくとも3週間かかるとの研究結果がありますので、意識してまずは3週間続けると良いでしょう。