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【プロ野球】

<WBC>「とにかく勝つだけ」 小久保監督、あらためて一戦必勝

2017年3月14日 紙面から

笑顔で練習を見守る小久保監督(七森祐也撮影)

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 小久保監督があらためて「一戦必勝」の意を強くした。「もちろん勝っているので雰囲気は良いけど、一回負ければ終わりのところで戦っている。(4連勝は)過去のこと。とにかく、あした勝つだけ」。7日の1次リーグ初戦で11−6で勝ったキューバとの再戦を見据えた。

 前夜のオランダ戦では大会史上初のタイブレークにもつれ込む大激戦を制したが、ホテルで床に就くころにはすっかり気持ちが切り替わっていた。

 「ギリギリのところでやっているので、過去の余韻に浸る時間がないのが(逆に)いい。次のことしか考えられない。キューバ戦で頭がいっぱい」

 この日の正午からの練習には、希望した13選手のみが参加。試合終了からわずか約12時間後とあって疲労の色は隠せず、「何もしていない僕がこれだけ疲労しているので、選手が疲労するのは当たり前」と選手たちをおもんぱかった。

 一方で、そんな疲労を上回る充実感を感じている。「チームの和というか、1つの目標に向かっていく自己犠牲ができるのが国際大会。選手たちは1つになっている」。白星を重ねる度に強くなるチームの結束力に自信と手応えを見せた。

 エース菅野を先発に立てるキューバ戦も勝利が最重要課題。「相手投手を考えて、これから決めます」と再度の打線組み替えも示唆した。残り4試合。すべての敵を打ち倒し、頂点まで駆け上がる。 (小林孝一郎)

 

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