毎日毎日、人に迷惑をかけて生きている。
悪いのは何なのかは自分でもよくわかっているけど、コントロールが出来ずに、つい人の嫌がるようなことをしてしまう。自分のことを支えてくれているというのに。
立ち直るために、自分の好きなことをして、ゆっくり休めばいいといわれても、もう普通の生き方すら忘れてしまった自分には、どうしていいかわからない。ただ、無為に時間だけがすぎていくこともあれば、寝食を忘れてなにかにのめり込んだりもしている。
自分ではなるべく言いたくはないけど、「真面目であること」をアイデンティティにしてきたこともあって、今の自分のダメさっぷりは受け入れがたい。だけど、それ以上のことをすると如実に心と体が拒否してしまい、いろいろな意味で事態を悪化させてしまう。正直、八方塞がりなって、それでも救いの手を差し伸べてくれるために小さな穴を開けてくれた人に対しても疑心暗鬼になり、世の中との接点を消してしまいたくなる。
だったら死ねばいいじゃないかといわれるかもしれないが、それだけは選択できない。自死は自分だけが楽になる方法だとわかっているからだ。残された人に耐え難い傷を残し、悲しみと絶望を置き去りにするだけだから。
今まで散々考えて、どうやってもみんなが幸せになる方法は思いつかない。
勿論、自分が普通に生きられるようになる事が最大の解決法だということはわかっている。でも、その間に失ったものは二度と帰ってこない。色々な絆、信頼、そして時間。
生きていく以外に方法はない。
わかっている。
だからこそ、今は静かに自戒をし、信頼に、愛に報いる事が出来るようになれるように、普通に過ごしていた頃の生き方を思い出そう。
たとえ、同じように普通には生きられないのだとしても。