放送前は『ACCA13区監察課(アッカじゅうさんくかんさつか)』を監獄ものと勘違いしていたすやまたくじです。
今回は『ACCA13区監察課』の感想レビュー評価を。
- 動画解説:回を追うごとに謎が深まるミステリーファンタジーアニメ『ACCA13区監察課』(約6分)
- ACCA13区監察課(アッカ)とは?
- 現代ヨーロッパとファンタジーを融合したような世界観
- のんびりファンタジーと見せかけて浮かび上がってくるミステリー
- 登場人物の人間関係もガラリと変わる
- 終盤にかけてしっかりとそして劇的に謎を回収
- まとめ
動画解説:回を追うごとに謎が深まるミステリーファンタジーアニメ『ACCA13区監察課』(約6分)
ACCA13区監察課(アッカ)とは?
ACCA13区監察課(通称:アッカ)とは、ドーワー王国という架空の世界で警察・消防・医療などを傘下に置く民間組織『ACCA』を舞台に描くファンタジー(異世界じゃない方の)アニメ。
僕が監獄ものと間違えたのは公式アニメサイトの印象と制服、監の文字ですね。
ちゃんと見れば分かるのですが、最初はチラ見しただけだったので(笑)
原作はオノ・ナツメさんの漫画となっています。
原作漫画の方では、属さずに従い、あくまでも洒脱に組織に生きる男たちの粋様(いきざま)
アニメでは、言葉と視線が交錯するドラマチック群像エンタテインメント
となっていますが、僕の中では回を追うごとに謎が深まり、そして中盤以降にそれらの伏線を回収していく
先が気になるミステリーファンタジーやっ!
といった感じですw
現代ヨーロッパとファンタジーを融合したような世界観
舞台となるドーワー王国は13の自治区から構成される。
こちらはアメリカのようなイメージですね。
ただ、アメリカの州よりも一つ一つの自治区の特徴がまったく違うのがドーワー王国の特徴。
農産業・巨大化・中世の文明レベルにあえて抑えている・女性中心など、自治区によってまったく違う国のような印象を受けるほど。
のんびりファンタジーと見せかけて浮かび上がってくるミステリー
ACCA13区監察課の主人公である『ジーン・オータス』はアッカ監察課に所属する副課長。
序盤はのんびりしていますし、アッカの日常を描いたファンタジーアニメかなと思っていました。
1話目のタイトルも『もらいタバコのジーン』ですからね(笑)
副課長とはいえ安月給らしく、
タバコを買うお金もないんかーいっ!
と最初は思ったのですが、序盤からさっそく謎が登場します。
というのも、ドーワー王国ではタバコに高額課税がされていて金持ちにしか吸えない高級嗜好品だから。
そんな高級なタバコをジーンはバカスカ吸っている。
高級なタバコをたくさん一体誰からもっているのか?
しかも、ジーンは安月給な割に超高級マンションの最上階に住んでいる。
そのお金はどうしてるんだ?・・・と、このように序盤はのんびりしていますが謎が次々と登場し、徐々にミステリー性を高めていく内容となっています。
登場人物の人間関係もガラリと変わる
登場人物の影の部分があきらかになっていくのもミステリーの醍醐味ですね。
もちろん、ACCA13区監察課でも人間関係の状況は変わっていきます。
徐々に変わっていくものから劇的に変わるものまで。
なかには、
うそーーーんっ!?
といった予想外の展開も。
状況が変わった後にその人物がどう行動していくのか。
そして、主人公の敵となるのか味方となるのか。
上の画像の登場人物の誰が変化し、そして誰が変化しないのか。
そういった人間関係のミステリーも楽しめる作品です。
終盤にかけてしっかりとそして劇的に謎を回収
もちろん、散りばめられた伏線はしっかりと回収。
なかには劇的に回収するものも。
序盤の伏線張りでしびれを切らして観るのをやめてしまった人もいるようですが、ここまで観ないともったいない!
醍醐味は中盤以降のミステリー解決編ですから。
まとめ
ACCA13区監察課は、
序盤ののんびりとした展開で謎を散りばめ、中盤から激しく物語が動く、そして終盤に劇的に伏線を回収していく。
そんなファンタジーな世界観にミステリーを組み合わせた作品です。
以上、回を追うごとに謎が深まるミステリーファンタジーアニメ『ACCA13区監察課』の感想レビュー評価でした。
ではではまた。