宮根誠司氏が韓国の元大統領・朴槿恵氏の罷免に同情「あまりにも可哀想」
番組では「失職でトップ不在 孤独な元大統領の未来」と題し、朴槿恵氏が罷免され、ソウル市内の自宅に帰宅したことを伝えていた。
スタジオには、週刊現代特別編集委員で、過去には朴槿恵氏にロングインタビューをしたこともある近藤大介氏が出演。朴槿恵氏について「女子高生みたいな純粋無垢な少女が、そのまま大人になったような方です」「日本で言うと政治家というより皇室の方みたいなイメージですね」と解説した。
すると宮根氏は、朴槿恵氏の父・朴正煕(パク・チョンヒ)氏が、職業軍人から大統領に就任したことに触れ「韓国一のお嬢様であることには間違いない」とコメント。
コリアレポート編集長・辺真一氏も「その通りだと思う」と宮根氏に同意しつつ「(朴槿恵氏は)令嬢ということで、政治家にも大統領にもなられた」「歴代大統領と同じように、周りの側近が、お友達が悪かった」と分析した。
これを聞いた宮根氏は、歴代大統領と朴槿恵氏の違いに関して持論を展開。歴代大統領は、それぞれの懐に不正な資金を入れる汚職が多かったとし「(朴槿恵氏の場合は)自分はお金持ちだから(お金は)いらない」「崔順実(チェ・スンシル)被告っていう唯一の友だちを繋ぎ止めるためにこういうことをやってしまった」と推察した。
そして宮根氏は、こうした朴槿恵氏の境遇に「あまりにも可哀想。普通の生活をしてないから」と同情する。また「寂しくて寂しくてしょうがなかったんじゃない。そこに(崔順実被告)入ってきたんじゃない?」と見解を示す。
すると、デーブ・スぺクターは「でも、最初から評判が悪い」「ろくなことしてない」「みんながっかりしていた」と、朴槿恵氏を厳しく批判。宮根氏はすかさず「だからそれがね、最初からなのか、崔順実被告の指示なのかっていうのが分わからない」と、朴槿恵氏への一方的な批判について反論をみせていた。
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