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【芸能・社会】藤木直人、音楽劇に初挑戦 上海を舞台にした「魔都夜曲」2017年3月14日 紙面から
俳優藤木直人(44)が東京・渋谷のシアターコクーンで上演される音楽劇「魔都夜曲」(7月7〜29日)に主演する。 1939年の上海を舞台に、歴史にほんろうされる日本人貴公子の恋を描く。歌手として数多くのCDをリリースしている藤木だが、音楽劇は初挑戦。 藤木が演じるのは、公家の血を引き、日本政府の要職に就く父を持つ白河清隆。遊び好きで明朗快活、屈託のない貴公子で、モデルは近衛文麿首相の長男の近衛文隆。シベリア抑留の果てに41歳で亡くなった文隆は劇団四季「異国の丘」の主人公としても知られているが、今作は文隆の人生に着想を得た劇作家マキノノゾミさんのフィクションとなっている。演出は河原雅彦さん。 清隆と恋に落ちる美女・紅花(ホンファ)を演じるのはマイコ(31)。紅花の兄で、清隆と友情で結ばれる志強(チーチャン)役に小西遼生(35)。上海のジャズクラブの支配人役に橋本さとし(50)。男装の麗人の女スパイ川島芳子役に元宝塚トップスターの壮一帆(41)。 スタンダード、オリジナルを取り混ぜ、戦前の上海の雰囲気漂うジャズナンバーが生バンドで奏でられ、物語を盛り上げる。藤木を含むキャスト全員が歌うシーンもある。 藤木は「上海は当時の日本から見たら魅惑的な魔都と呼ぶにふさわしい街。そんな上海を舞台にした音楽と物語をぜひ楽しんでいただければと思います」と抱負。マイコは「美しくも妖しいタイトルに心引かれました。“魔都”の言葉通り、観客の皆さまを舞台の世界に迷わせ、一度見たら忘れられない作品になれば」と意気込んでいる。 愛知公演は8月5、6日、刈谷市総合文化センター。 PR情報
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