ボクサーの平均寿命は10歳から12歳くらいと言われています。
また最近はどんどん犬の寿命も長くなってきていますし、この20年間で2倍程度まで長くなっているとも言われています。
その理由としては、栄養バランスに優れたドッグフードが増えたり、室内飼いされるケースが多くなっていることで、清潔な環境で生活することも大きな要因です。
また医療技術も進歩していますし、色々な意味で飼育環境が向上してきています。ボクサーも室外で番犬として飼う方が多かったものの、最近では室外飼いされる方もほとんど見られなくなっていますし、15歳以上まで生きたという話も多くなっています。
またドッグフードの栄養価が高いことから栄養が偏ってしまって、生活習慣病にかかって早く死んでしまうボクサーも増えています。がんや心臓病なども多い犬種として、それなりに健康問題に向き合って飼っていくことが大切です。
もちろん子犬を選ぶ時にも慎重に選ぶことが大切です。最近は繁殖オンリーで環境も餌もあまり拘らず、近親交配するようなブリーダーさんも多いと聞きますが、病気になりやすいことも隠して、安価で販売している場合も安請け合いしないことが大切です。
ボクサーにとっても衣食住が長生きのための基本的なポイントです。人間と全く同じことです。また人間は自分の健康に合ったものを自分で選んで購入することができますが、犬は飼い主さんに全面的に委ねて生きていかなければなりません。
病気を早期発見することも、治療を受けさせることも全て飼い主さんの決断にかかっています。まただからといってあまりにもナーバスになる必要もありません。
体重についても増減はありますし、季節によって増減するのは自然なことです。食事についても栄養面ばかり気にしていると、食べたいものが食べれずにストレスが溜まります。
あまり神経を尖らせないで、ボクサーが楽しんで食べれるようにしたり、環境面も過ごしやすくすることも大切です。