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【ドラニュース】

ゲレーロ弾、5試合ぶり出た!

2017年3月13日 紙面から

 中日のアレックス・ゲレーロ内野手(30)が12日、ソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)で初めて5番に座り、5試合ぶりとなるオープン戦2号本塁打を放った。しかし試合は先発のラウル・バルデス投手(39)とホルヘ・ロンドン投手(29)が大誤算。5−11で敗れ、オープン戦は半分の10試合(雨で中止が1試合)を終えて3勝6敗となった。

 今、誰よりも頼りになる助っ人が、打線の中で唯一の光明となった。ゲレーロだ。入団後初めて5番に入ると、2回の第2打席で5試合21打席ぶりとなる2点本塁打。真ん中に入ってきた5球目の甘い直球を「腕が伸びきらなかったが、うまく芯でとらえられたよ」ときっちり振り抜き「ホームランテラス」を越え左中間スタンドに運んだ。

 「いつか変えることがあると言っただろ」と森監督が語った通り、これまでの3番から初めてビシエドの後ろに回る5番に入った。「試合直前まで3番だと思っていたよ」と苦笑したが、打率1割6分と苦しむ同僚の重圧を軽減。土井打撃コーチは「これまで走者をためた状況で5番が機能していなかった。シーズン中も組み替えはあると思う」と説明した。

 ただ、「与えられたところでやるだけ」とゲレーロに打順はあまり関係ない。気になるのは対戦相手や球場だ。初めてのヤフオクドームで練習した10日、15年から新設された「ホームランテラス」により特殊な形状となっていることに気づき、「ここの外野フェンスまでの距離はどうなっているんだ?」と研究開始。距離を聞いたうえで、右中間と左中間に本塁打が出やすいのではと推測し、見事にそこに打ち込んだ。

 

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