こんにちは、えむしです。
スイッチを購入して10日程経ったので、現在品質面で気になるところを挙げて行こうかと思います。
表面加工の耐久性が気になる
10日間ゼルダで遊んだJoyConはこんな感じになっています。
丸で囲んではいないけど、実は四隅も少し剥げかけ。
この剥げが気になるからとJoy-Conにシリコンカバーなんかをつけると、上の写真にあるJoy-ConグリップにJoy-Conを装着する時、カバーが干渉してしまうのでいちいちカバーを外さなくてはいけない・・・。
Joy-Conを保護するためのカバーをつけっぱなしにして、カバーの着脱を避けようとすると、現状では現実的な選択肢がNintendo Switch Proコントローラーを使うしかありません。
でもこちら、¥6,980と値段もそこそこ。PS4のコントローラー、デュアルショック4( ¥6,458、実売¥5,500ほど)よりも高いのはちょっといただけません。そのうちHori辺りから似たような製品が出るでしょうけど、それでもちょっと・・・。
Joy-Conを消耗品と割り切るのもいいのですが、10日で使用感が出てしまうのは少し残念です。
テーブルモードで置くと本体の角度がキツすぎる
本体が倒せる角度がこれだけ。調節は出来ません。
画面を近くに置くと角度がキツすぎるし、6.2インチの画面を離して置くのも有り得ないので、これは設計がまずいと思う。倒しすぎると付け根の合成に不安な部分が出てくるのは分かるけど、それなら別な方法で解決すべきだったと思う。
テーブルモードで遊ぶ時はどうしているかというと、¥100ショップで買ってきたイーゼル使用しています。二段階だけど角度も調節できるし、思ったよりも良かった。
こんな感じで。USBを下から挿したければヤスリでゴリゴリ削ればよいだけなので加工も割と簡単でしょう。
同様の機能をもたせたスタンドは純正でも出てるけど、さすがにこれはわざわざ純正品に拘るようなものでも無いかなと思う。
純正品はもちろん加工無しで下からUSBケーブルを挿せるけど、¥1,490もします。
背面スタンドの剛性が不安
本体のスタンドはこんな感じでペラペラ。
付け根部分の剛性は不安しかないので、日常的には使いたく無い。
本体のストレージ容量が少ない
本体のストレージ容量は32GB。
Nintendo Switchを動かすためのOSなどで最初から6GBほど取られていますから、残りは約26GBです。ゲームをダウンロードで購入するとなると、26GBではかなり心許ないと言うのが正直なところです。
体験版だって1GB位食ってしまいますよ。
本体価格を安く抑えるのにどうしても32GBでなくてはいけなかったのは容易に想像できますが・・しかし少ないものは少ない。
バッテリーの駆動時間が短い
以前のエントリーでも書きましたが、本体のバッテリー容量は4310mAh。
ゼルダだと携帯モード(上の写真の状態)でのバッテリー駆動時間はこんな感じです。
- 100%→65% 1時間
- 50% 1時間30分
- 45% 1時間38分
- 30% 2時間
- 20% 2時間22分
後ろに書いている時間は全て100%の時からのカウントです。
基本携帯モードで遊んでいるので、バッテリーの持ちは個人的には重要です。
もう少し省電力になれば嬉しいけど、3Dがゴリゴリ動いている事を考えると・・・難しいんでしょうね。
ちなみに、Joy-Conの充電は結構長くバッテリーが保ちます。ゼルダを2時間プレーしても四つある充電ゲージが一つも減りませんでした。優秀です。
ドックに入れるとGPUの性能は上がる
画面の解像度の低さから、携帯モード(720p)でのGPUの性能は最大の40%程。
携帯モードだと307.2MHzだけど、ドックに入れると最大768MHzまでグーンとあがります。CPUは変わりません。
Available CPU Speeds | Available GPU Speeds | Available Memory Controller Speeds | |
---|---|---|---|
Undocked | 1020MHz | 307.2MHz | 1331/1600MHz |
Docked | 1020MHz | 307.2/768MHz | 1331/1600MHz |
Nintendo Switch CPU and GPU clock speeds revealed • Eurogamer.netより
バッテリーの交換がそんなに高く無いのは嬉しい
症状例 | 修理・交換箇所 | 価格 |
---|---|---|
電源が入らない 電源が落ちる 画面が止まる など |
CPU基板 | 12,960 |
液晶画面の割れ(ヒビ、液漏れなど) 電源が入らない 液晶画面の映像が正常に出ない など |
液晶ユニット | 8,640 |
スタンドの破損 | スタンド | 1,080 |
画面タッチスクリーンが反応しない バッテリー交換 など |
上記以外の部品 | 4,860 |
個人的には、と言う前置きが必要かも知れないけれど 、バッテリーの交換が¥5.000行かないのは割と良心的な値段だとは思います。
携帯モードで充電と使用を繰り返せばバッテリーの消耗は激しいでしょうから、携帯機として遊ぶなら遅くとも2年後にはバッテリー交換が必要になってくるだろうなとは思います。
純正ケースに入れているとスリープされ無い事がある
これは特に個人的な事情かも知れ無いという事を最初に明記しておきます。
スイッチを純正のケースに入れて、それを鞄に入れて移動すると、何かの拍子にケースの上からスタートボタンが押されて、スリープ状態にならない事があります。
寝る前にスイッチをケースに入れて、さらにそれを鞄に入れる。
起きて確認するとケースがホカホカ→完全放電
これを既に二度やってしまいました。
通常であればスリープを解除する画面で放置すれば、1分ほどでまたスリープされます。
ところが純正ケースに入れて保管しているとアナログスティックが押し込まれた状態になり、スリープされません。これが上の状態を生み出してしまいまうのです。
スタートボタンの反応もそこそこ良い気がするので、ちょっと何とかして欲しい。
スイッチはまだ子供に触らせたく無いのでドックに挿すのではなく、こうしてケースに保存しているんですよ。
最後に
色々と不満点をあげたけど、その不満は本体価格が¥29,980なのを考えると仕方ないなと思える部分でもあります。
任天堂の据え置き型のハードで過去に製品がアップデートされた事ってあまりないですよね・・・?ちょっと記憶が定かでは無いけれど。
例えばプレステなら、型番を変えて少しずつハードをアップデートして行くけど、任天堂もそろそろそんな風に製品をアップデートしていっても良いのでは。
2-3年後もストレージが32GBのスイッチしかなかったら、ちょっと悲しいな。
もしかしたら将来的にスイッチを買い足す事もあるかもしれないので、少しずつでもハードをアップデートして行って欲しいものです。