Kリーグ:堆肥臭漂う平昌スキージャンプ会場で泥んこサッカー

Kリーグ:堆肥臭漂う平昌スキージャンプ会場で泥んこサッカー

 「これはサッカー場ではない。信じられない」

 プロサッカー「Kリーグ」FCソウルのFWデヤンが11日、Kリーグクラシック(1部リーグ)第2ラウンド・江原FC戦を終えた後、口にした不満の言葉だ。デヤンは「五輪のスキージャンプ台は素晴らしいが、私たちがやるのはサッカーだ」とも言った。

 この試合は今季一部リーグに昇格してから積極的な選手獲得で波乱を予感させる江原FCの本拠地開幕戦だった。本拠地は2018年平昌冬季五輪が開かれる平昌アルペンシア・スキージャンプタワー競技場ということで、いっそう注目を集めた。江原FCは昨シーズンの平均観客数が1057人だったが、この日はサポーター5098人が入場、熱気を実感させた。

 ところが、試合後「Kリーグは何で『泥んこサッカー』をすることになったんだ」という非難が殺到した。競技場で試合を見たサポーターやテレビ中継を見た人々は土色に染まり、でこぼこになった芝に驚いた。そのでこぼこのピッチで選手たちがつまずいて転ぶ場面も何度もあった。競技場の選手とサポーターは悪臭にも苦しめられた。除雪作業中の雪と共に削られた芝がピッチのまわりに積み上げられ、「堆肥(たいひ)臭」が漂っていた。江原FCの公式フェイスブックには「プロチームのレベルにふさわしくない競技運営」と激怒するサポーターたちの書き込みが数百件寄せられた。

 この日、競技場を訪れたサポーターたちは、駐車施設の不備で競技場から約15分の距離にある駐車場に車を止めて歩いて行ったが、道は未舗装で一面泥だらけだった。あるサポーターは「ベビーカー押しながら泥の中を苦労して座席を探したら、プラスチック製の背もたれのない腰掛けがあってあきれた」と言った。座席工事が完了しておらず、いすが設置されていないため、背もたれのない腰掛けを置いたのだ。サービスや施設のお粗末さに見合わない高価なチケットもサポーターを怒らせた。この日のチケット価格は一番安い席が3万ウォン(約3000円)だった。ソウルワールドカップ・スタジアムを本拠地とするFCソウルのVIP席も3万ウォンだ。「球団の派手なマーケティングにだまされた気分」と書き込んだサポーターもいた。このほかにもチケット販売遅延、トイレ不足により設置された移動式トイレの衛生問題など「サービス面がお粗末だった」という声が相次いだ。

イム・ギョンオプ記者
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