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【森友学園問題】ごみ交じり土1年近く放置か 豊中市が現地調査、法令違反を確認

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【森友学園問題】
ごみ交じり土1年近く放置か 豊中市が現地調査、法令違反を確認

小学校の建設工事が進む森友学園の用地=27日午後、大阪府豊中市 小学校の建設工事が進む森友学園の用地=27日午後、大阪府豊中市

 大阪市の学校法人「森友学園」が、大阪府豊中市に建設中の小学校用地から出たごみ交じりの土砂を埋め戻したとされる問題で、豊中市は27日、廃棄物処理法に基づき現地を調査した。施工業者からの聞き取りも実施。市の担当者は記者会見で「ごみ交じりの土を1年近く仮置きしていたと説明を受けた」と述べ、ごみを事実上放置していたとの認識を示した。

 担当者は「埋め戻しがあったかどうかは現場で確認できなかった」と説明。現場でごみの保管を明示した掲示板がなく、廃棄物処理法の保管基準に違反するとの見解を明らかにした。

 市の担当者は「埋め戻しが事実なら、同法違反になる」としており、土地所有者の森友学園側から事情を聴くことも視野に入れている。

 市によると、27日の聞き取りや現地調査は、用地から出た産業廃棄物の保管基準が満たされているかどうかなどを確認。業者に廃棄物の種類や量、処理方法を質問したとみられる。

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