国際市場で逢いましょう 국제시장 Ode to My Father
2014年12月17日韓国公開 126分
監督:ユン・ジェギュン(マイ・ボス マイ・ヒーロー、TSUNAMI)
NAVER:9.03(観客)5.81(評論家) Daum:7.1
Cine21:7.53(ユーザー)5.33(専門家)
日本公式サイト
既に5月に東京では公開されていたんですね。
地域によってはまだ公開中のところもあるようです。
▲ 続きを隠します!
ストーリー!
1950年、朝鮮戦争を経て釜山に避難してきたドクス一家、
避難途中、生き別れた父の代わりとなったドクスは、
叔母が経営する釜山国際市場の輸入雑貨店「꽃분이네」で働きながら、
家族の生計を立てていく。誰もが苦しかったあの時あの頃、
弟の大学入学金を稼ぐために遠い異国ドイツ鉱山労働者として渡ったドクスは、
そこで初恋であり、生涯の伴侶ヨンジャに出会う。
帰国した彼は、家族の生活の基盤となった店「꽃분이네」を守るため、
「船長」になりたかった長年の夢をあきらめ、再び戦争中のベトナムに渡り、
技術労働者として働くことになる…。
家族のために逞しく生きてきたその時その頃、
最も平凡な父の最も偉大な物語が始まる!
日本版予告編!
『国際市場で逢いましょう』特別映像!(日本語字幕)
レビュー!
2014年から今年にかけての歴史的大ヒット作!
昨年12月の公開以後、半月で500万人(2014年の第7位)以上が映画館に足を運び、
これまでのトータル観客動員数は、何と驚きの1,400万人と、
歴代ボックスオフィスの第2位に浮上した作品です。
監督は、あの「TSUNAMI(海雲台)」でも大ヒットを飛ばしたユン・ジェギュン…。
「マイボス・マイヒーロー」まで入れるとどれだけの動員数になるのか…。
数字だけで言うのなら、韓国映画界の大巨匠と言えるかもしれません。
まぁ、韓国人観客のツボを心得た監督ということなのでしょうけれど…。
ただこれはあくまでも個人的な感想ですが、
大ヒットしたとはいえ、「TSUNAMI(海雲台)」がそれほどの作品とはとても思えず、
これまた、韓国映画の謎としか私には思えないのですよねぇ。
ラスト近くでは、もう「えぇっ!?!」の連発でしたから…。
そんなこんな…^^、さらにファン・ジョンミンも私のお好みからは大きく外れているのですが、
ベルリン映画祭にも招聘された大ヒット作ということで、見てみました。
主な出演者はこちらの方々!(日本公式サイトの写真を拝借しました)
![20150702173712.jpg](http://megalodon.jp/get_contents/316798777)
ユン・ドクス(ファン・ジョンミン)、オ・ヨンジャ(キム・ユンジン)
チョン・タルグ(オ・ダルス)、トクスの父(チョン・ジニョン)
トクスの母(チャン・ヨンナム)、 トクスの叔母(ラ・ミラン)
ドクスの妹クンスン(キム・スルギ)、ナム・ジン(ユンホ:特別出演)
さて、物語は朝鮮戦争時代の幼いドクスと父、妹の切ない別れに始まりますが、
その後、20代から70代の現代まですべてを、
ファン・ジョンミン、オダルス、そして、キム・ユンジンが演じています。
20代を演じるファン・ジョンミンは、いつもの彼とは違いとても若々しく、
皺ひとつないツルツルお肌で、これって全部CG処理!?!と思ったほど…(^_^)
オ・ダルス、キム・ユンジンの二人もそれほど違和感なく青年時代をこなしていました。
逆に、老けメイクはイマひとつだったかな…、
まぁそれは仕方のないことでしょうね。
オ・ダルスは大好きな映画俳優さん、一度ドラマでも彼の演技を見てみたいものです。
キム・ユンジンは、映画「シュリ」、アメリカドラマ「LOST」でも有名な女優さん!
10歳で移民、その後ボストン大学、オックスフォード大学院まで卒業した彼女、
今後の幅広い活躍が大いに期待される女優さんですよね!
![ダウンロード (30)-tile](http://megalodon.jp/get_contents/316798778)
とにかくとてつもない長い、一人の男とその家族の物語…。
そこに朝鮮戦争の家族との生き別れ、遠いドイツでの苦しい炭鉱の仕事、
さらに、ベトナム戦争の悲劇まで盛り込んでいるのですから、
もう、一体どこが山場なのかわからないほど…。
そして、日本なら徳光さんが司会したであろう、
「生き別れの家族を捜す」的な番組のシーンまで登場するのです。
でも、南北分断で別れ別れになってしまった家族を捜す番組、
以前はたくさんあったのでしょうね。
これってちょっとどうなのとか、
映画の中にこういう番組のシーンを入れるのは反則じゃないかとも思ったりしつつも、
結局その罠にズッポリハマってしまった私…。
コーリアンアメリカンだと思われるドクスの妹役ステラ・キムさんの迫真の演技には、
もう涙が止まりませんでしたワ…・゚・(*ノノ)・゚・
とにかくそんな内容の作品なのです^^。
最初からお涙ものと決めつけて、冷ややかな気持ちで見ていても、
どこか胸が熱くなり、最後は涙してしまうというか…(^_^)
正直、全体としてはあまり気持ちが入り込むということはありませんでしたが、
要所要所でそうなってしまう演出は、韓国映画界の巨匠の技かと…(笑)
そして、最後まで飽きずに見られたというのは、やはり演技の力…。
ファン・ジョンミン、キム・ユンジン、オ・ダルス、チョン・ジニョン、チャン・ヨンナム、
ラ・ミランと素晴らしい俳優さんが揃ったからこそと言えるでしょう。
初映画だというユンホくんのコミカルな演技もなかなかよかったです^^。
逆に、「インヨ姫」ではちょっと変わったオタク役で輝いていたキム・スルギが、
普通のハスッパな娘を演じると何だか面白くなくてちょっと残念でした。
ファン・ジョンミン好きなら、もっと楽しめる作品だったかもしれません。
韓国版フォレストガンプというような記事も見かけましたが、
そこまでの作品だとは思いません(*^-^*)
ただ、韓国歴代第2位の作品ですので、興味のある方はぜひぜひ…(^_^)
1950年、朝鮮戦争を経て釜山に避難してきたドクス一家、
避難途中、生き別れた父の代わりとなったドクスは、
叔母が経営する釜山国際市場の輸入雑貨店「꽃분이네」で働きながら、
家族の生計を立てていく。誰もが苦しかったあの時あの頃、
弟の大学入学金を稼ぐために遠い異国ドイツ鉱山労働者として渡ったドクスは、
そこで初恋であり、生涯の伴侶ヨンジャに出会う。
帰国した彼は、家族の生活の基盤となった店「꽃분이네」を守るため、
「船長」になりたかった長年の夢をあきらめ、再び戦争中のベトナムに渡り、
技術労働者として働くことになる…。
家族のために逞しく生きてきたその時その頃、
最も平凡な父の最も偉大な物語が始まる!
日本版予告編!
『国際市場で逢いましょう』特別映像!(日本語字幕)
レビュー!
2014年から今年にかけての歴史的大ヒット作!
昨年12月の公開以後、半月で500万人(2014年の第7位)以上が映画館に足を運び、
これまでのトータル観客動員数は、何と驚きの1,400万人と、
歴代ボックスオフィスの第2位に浮上した作品です。
監督は、あの「TSUNAMI(海雲台)」でも大ヒットを飛ばしたユン・ジェギュン…。
「マイボス・マイヒーロー」まで入れるとどれだけの動員数になるのか…。
数字だけで言うのなら、韓国映画界の大巨匠と言えるかもしれません。
まぁ、韓国人観客のツボを心得た監督ということなのでしょうけれど…。
ただこれはあくまでも個人的な感想ですが、
大ヒットしたとはいえ、「TSUNAMI(海雲台)」がそれほどの作品とはとても思えず、
これまた、韓国映画の謎としか私には思えないのですよねぇ。
ラスト近くでは、もう「えぇっ!?!」の連発でしたから…。
そんなこんな…^^、さらにファン・ジョンミンも私のお好みからは大きく外れているのですが、
ベルリン映画祭にも招聘された大ヒット作ということで、見てみました。
主な出演者はこちらの方々!(日本公式サイトの写真を拝借しました)
ユン・ドクス(ファン・ジョンミン)、オ・ヨンジャ(キム・ユンジン)
チョン・タルグ(オ・ダルス)、トクスの父(チョン・ジニョン)
トクスの母(チャン・ヨンナム)、 トクスの叔母(ラ・ミラン)
ドクスの妹クンスン(キム・スルギ)、ナム・ジン(ユンホ:特別出演)
さて、物語は朝鮮戦争時代の幼いドクスと父、妹の切ない別れに始まりますが、
その後、20代から70代の現代まですべてを、
ファン・ジョンミン、オダルス、そして、キム・ユンジンが演じています。
20代を演じるファン・ジョンミンは、いつもの彼とは違いとても若々しく、
皺ひとつないツルツルお肌で、これって全部CG処理!?!と思ったほど…(^_^)
オ・ダルス、キム・ユンジンの二人もそれほど違和感なく青年時代をこなしていました。
逆に、老けメイクはイマひとつだったかな…、
まぁそれは仕方のないことでしょうね。
オ・ダルスは大好きな映画俳優さん、一度ドラマでも彼の演技を見てみたいものです。
キム・ユンジンは、映画「シュリ」、アメリカドラマ「LOST」でも有名な女優さん!
10歳で移民、その後ボストン大学、オックスフォード大学院まで卒業した彼女、
今後の幅広い活躍が大いに期待される女優さんですよね!
とにかくとてつもない長い、一人の男とその家族の物語…。
そこに朝鮮戦争の家族との生き別れ、遠いドイツでの苦しい炭鉱の仕事、
さらに、ベトナム戦争の悲劇まで盛り込んでいるのですから、
もう、一体どこが山場なのかわからないほど…。
そして、日本なら徳光さんが司会したであろう、
「生き別れの家族を捜す」的な番組のシーンまで登場するのです。
でも、南北分断で別れ別れになってしまった家族を捜す番組、
以前はたくさんあったのでしょうね。
これってちょっとどうなのとか、
映画の中にこういう番組のシーンを入れるのは反則じゃないかとも思ったりしつつも、
結局その罠にズッポリハマってしまった私…。
コーリアンアメリカンだと思われるドクスの妹役ステラ・キムさんの迫真の演技には、
もう涙が止まりませんでしたワ…・゚・(*ノノ)・゚・
とにかくそんな内容の作品なのです^^。
最初からお涙ものと決めつけて、冷ややかな気持ちで見ていても、
どこか胸が熱くなり、最後は涙してしまうというか…(^_^)
正直、全体としてはあまり気持ちが入り込むということはありませんでしたが、
要所要所でそうなってしまう演出は、韓国映画界の巨匠の技かと…(笑)
そして、最後まで飽きずに見られたというのは、やはり演技の力…。
ファン・ジョンミン、キム・ユンジン、オ・ダルス、チョン・ジニョン、チャン・ヨンナム、
ラ・ミランと素晴らしい俳優さんが揃ったからこそと言えるでしょう。
初映画だというユンホくんのコミカルな演技もなかなかよかったです^^。
逆に、「インヨ姫」ではちょっと変わったオタク役で輝いていたキム・スルギが、
普通のハスッパな娘を演じると何だか面白くなくてちょっと残念でした。
ファン・ジョンミン好きなら、もっと楽しめる作品だったかもしれません。
韓国版フォレストガンプというような記事も見かけましたが、
そこまでの作品だとは思いません(*^-^*)
ただ、韓国歴代第2位の作品ですので、興味のある方はぜひぜひ…(^_^)
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