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「森友学園」予定地、土砂は“汚染土”と呼ばれていた…「生ごみ腐ったような」刺激臭、撤去業者証言

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「森友学園」予定地、土砂は“汚染土”と呼ばれていた…「生ごみ腐ったような」刺激臭、撤去業者証言

学校法人「森友学園」の小学校建設用地=大阪府豊中市 学校法人「森友学園」の小学校建設用地=大阪府豊中市

 大阪府豊中市の国有地を、学校法人「森友学園」(大阪市)が小学校建設用地として評価額より大幅に安い価格で取得していた問題で、用地のごみ撤去工事に関わった京都府の処理業者の男性が26日、共同通信の取材に、ごみ交じりの土砂を「汚染土」と呼んでいたと証言し「刺激臭がひどかった。この上で子供たちが遊ぶのはどうなのかと思った」と語った。

 男性は昨年11月中旬~12月上旬、運動場の予定地に盛った約2千立方メートルの土砂を、パワーショベルを使いダンプカーに積み込む作業を任された。

 土砂は茶色で、靴下や調味料の容器、タイルなどのごみが多数混入し、アンモニアのような刺激臭がひどかったという。

 男性は「生ごみが腐ったような強烈な臭いで、食欲がなくなるほどだった」と証言した。

 男性は、ごみ撤去について国会で追及した民進党の玉木雄一郎衆院議員の聞き取りに「掘り出したごみが交じった土砂の半分程度は運び出さず、敷地内に埋めた」と証言していた。

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