13日
14時08分
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ヤマト運輸、佐川急便などと連携で高層ビルでの「一括配送」強化へ
宅配最大手の「ヤマト運輸」は、「佐川急便」などと連携し、首都圏の高層ビルで荷物を1社に集約し、一括して届ける取り組みを強化する方針を明らかにしました。
「ヤマト運輸」は、ネット通販による宅配便の急増やドライバーの不足などから、これまでのサービスが困難だとして業務の見直しを進めています。
こうした中、「ヤマト運輸」は、業界2位の「佐川急便」、3位の「日本郵便」と連携し、首都圏の高層ビルなどでこれまで3社が別々に届けていた荷物を1社がまとめて届ける「一括配送」の取り組みを強化します。
この取り組みは、既に東京・港区の「虎ノ門ヒルズ」などで行われていますが、他の高層ビルにも範囲を広げるほか、マンションや戸建ての住宅にも導入を検討するということです。
「ヤマト運輸」は、3社の連携を強化することで効率化を図り、人手不足の緩和に繋げたい考えです。(13日11:15)