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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング〈608〉】森友学園問題 他誌を圧する週刊新潮 それにしても「ドアホ」とは

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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング〈608〉】
森友学園問題 他誌を圧する週刊新潮 それにしても「ドアホ」とは

森友学園の小学校建設予定地に立ち入る警察官ら=大阪府豊中市(永田直也撮影) 森友学園の小学校建設予定地に立ち入る警察官ら=大阪府豊中市(永田直也撮影)

 すごいタイトルをつけるものだ。

 『週刊新潮』(3月16日号)、ワイド型式の10ページ特集「『森友学園』の火薬庫」。

 そのトップが「ドアホ理事長の園児『洗脳』『虐待』」。むろん、あの籠池泰典理事長のことだが、それにしても「ドアホ」とは。続いて「正義漢気取り『鴻池元官房副長官』のホラ吹き前科」。

 内容はしかし、他誌を圧している。

 3月1日の参院予算委で共産党小池晃書記局長がもち出した「議員事務所の面談記録」、実は〈鴻池(祥肇)議員が森友学園の学校法人の認可をおろさせたくないので、共産党に情報を提供した〉(民進党桜井充参院議員のメルマガ)。

 鴻池議員、なぜそんなことを。

 〈「鴻池さんは、JC(日本青年会議所)時代からの麻生(太郎)さんのお友だちで、今も最側近。麻生政権の夢よ再びとの思いがあればこそ、大嫌いな共産党にネタを持ち込む暴挙に出た」(官邸関係者)〉

 〈麻生氏再登板を見据えた安倍潰しに共産党を利用〉したというのだが……。

 先週、『週刊文春』で「“口利き”したのは私です」と〈実名告発〉した川田裕介なる人物のいかがわしさも。

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