私が始めて海外旅行に行ったのが2006年3月で、それからもう11年が経ちました。そこで、いい区切り(?)ですから、渡航歴を少しまとめて紹介してみようと思います。今回は、私が結婚した2012年までの渡航歴を紹介していきたいと思います。
前々からまとめてみようと思っていたんですが、最近、マイラー仲間のJPさん(id:sfc-mile)やバニーさん(id:FlyingBunny)が渡航歴について書かれているのをみて、私もこのテーマについて書いてみようと強く思いました。
www.ana-mile-first.com
flyingbunny.hatenablog.com
行った国リストです。
そこで、私もみなさんに負けじと、いったことのある国のリストを作ってみました。それがこちらです。(画像はbeenというアプリのものを利用しています。)
自分ではけっこう海外いっているつもりでしたが、こうみると少ないですよね。まだまだ世界は広い、世界には知らないところがたくさんあるんだ!としみじみ思います。
具体的にいったことのある国々を書き出してみました。
- アジア
- ヨーロッパ
- その他
- グアム
- ハワイ
- オーストラリア
- チュニジア
順を追って旅の思い出てきなものを書いていきましょう。
2006年イタリア、バチカン、フランス
- メンバー:大学の同級生
- 日程:11泊13日
- 日本発着航空会社:日本航空
始めての海外旅行者は大学の卒業旅行でした。今思うと、もっと若いときに海外いっけおけばよかったなぁと思います。
イタリア縦断とパリに滞在する11泊13日で、17万円という激安ツアーで行きました。今も学生むけに販売している「ガクタビ」ってやつです。ツアーといっても現地での行動は大半がフリーで、移動はバスで連れて行ってくれるという便利なものでした。男6人で参加し、ツアーは40名、ほぼ同い年ということでガヤガヤ盛り上がって、というわけもなく(一部は盛り上がっていたようです)、社交性ゼロのグループだった我々は、我が道を行く集団だと思われていたことでしょう。
海外旅行初日のローマで、友人がミサンガ詐欺にやられたり、白タクシーに乗せられたりとなかなかスリリングな日を過ごしました。おかげさまで、海外では気を引き締めるようになり、以後は怖い目にあったことはありません。ローマは怖いところという印象が強いです。
私が最も気に入ったのはフィレンツェです。とても街が綺麗で、滞在が一日しかないのが非常にもったいないなぁと思ってしまいました。機会があれば、シエナなどの近郊の街も含めてゆっくり回りたいものです。フィレンツェには3泊したのですが、ピサにいったり、郊外のプラダのアウトレットにいったりしたので、街の観光ができたのは実質1日なんです。
このように、多くの世界遺産を初めての海外旅行でみて回れたのは、非常によい思い出です。
この旅行では、欧州チャンピョンズリーグを生観戦する機会もありました。カードはラウンド16のインテル対アヤックス。ミラノのサンシーロで観戦しました。当時のインテルはキャプテンがフィーゴ、エースがアドリアーノの時代です。
当時は正直そこまで欧州サッカーに興味がなく、友人の希望で「おつきあい」程度の感覚だったんですよ。でもその後サッカーも好きになり、今考えれば、この距離感でチャンピョンズリーグの決勝トーナメントをみれたことは凄いことなんだなぁと思います。
2007.3 ハワイ
- メンバー:家族
- 日程:3泊5日
- 日本発着航空会社:JALWAYS
- ホテル:ハイアットリージェンシー
ハワイは姉の結婚式に参列するために行きました。
この時、実は椎間板ヘルニアになっていて、歩くのも大変なくらいの状況でした。痛み止めの座薬を投入して飛行機に乗った、辛い思いでもあります(笑)
結婚式はもちろんすごい素敵だったんです。それは素敵なものだったんですが、いかんせん挙式以外は思い出はあまりないんです...。
2007.11 台湾
この海外旅行でいった、大学時代のバイト仲間(自分を含めて4人)とはその後も海外にいきましたし、今でも仲のよい友人なんです。今はもう全員結婚しましたが、海外旅行好きな友人を持てたことは幸せですね。
当時、このメンバーでホームである横浜に集まると、意味もなくビブレに入っているHISでパンフレットを眺めていました。そのなかで、「三人目半額キャンペーン」というのがあり、パンフレットを精査していると、シャングリ・ラ滞在で台湾2泊3日8万円、3人目は4万円というのを見つけて申し込んだものです。一人は来れなかったのですが、3人で行くことに決めました。
飛行機は未定でしたが、まぁチャイナエアラインを覚悟していましたし実際そうでした(笑)この年、覚えている方もいらっしゃると思いますが、チャイナエアラインの機体が那覇空港で火を吹いた年です。
実はこの時足の指を骨折してまして(笑)、歩くのは辛かったですね。でも故旧博物館は頑張って観光しました。故旧って小ぶりの展示が多かったので、このときはあまり興味をもってみることができなかったのは、今思うと残念ですね。
夜はもちろん屋台に繰り出して、おいしいものを食べたり、占いでボロクソに言われたりしました。占いのメモが残っていたのですが、私が言われたことは、
- 結婚2回する。
- 来年交通事故に遭う
- 今の職場では出世できない。
- 転職すれば出世できる。
- 長生きはできそう。
ちょっとこれは酷いですよねー。このとき一緒にお守りを売りつけられた(数百円だったので、旅の思い出して買いました)のですが、すぐになくしました(笑)
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2008.6 トルコ
- メンバー:同期
- 日程:6泊8日
- 日本発着航空会社:アエロフロート・ロシア航空
職場の同期に一人、とてつもない旅行好きがいるので、休みを合わせて一緒にツアーに参加しました。行き先はトルコです。
アエロフロート航空の着陸拍手に驚き、はじめてのトランジットが五時間あり暇をもて余した記憶があります。今ならラウンジで寛ぐなんてこともできますが、この時はそんなことを知りませんでしたね...。
この旅での衝撃はこれ!ツポレフに乗ったことです。ボーイングでもエアバスでもありません!皆さんツポレフって知ってますか?旧ソ連の飛行機で、エンジンが3個なんですよ!今はアエロフロートからは完全に退役したようですが、このころはまだ現役で動いていました。中はかなりボロボロで、エンジン音も非常に大きいので、イスタンブールからモスクワまでひたすら怯えていました。
ツアー内容はパンフレットでよくある、トロイ→バムッカレ→カッパドキア→アンカラ→イスタンブールとまわるやつです。バス移動がとにかく長くて大変でしたが、4つの世界遺産を回り素晴らしかったです。特にカッパドキアは素敵でした。
バムッカレは、あんまり白くないのがちょっと残念でしたね。このときは滞在したホテルにも温泉があって、そこで同じツアーに参加していた同年代のギャルたちと水泳大会をやったのはいい思い出です(笑)
2009.12 スペイン
- メンバー:バイト仲間
- 日程:4泊6日
- 日本発着航空会社:ルフトハンザ・ドイツ航空
2009年の8月、例によってHIS横浜店をさまよっていたら、年末年初のスペインが四泊六日で25万円と、比較的安い物件をみつけましたので、とりあえず仮押さえしました。このとき、お互いがお互いのパスポート番号を知っていたので、全員がその場にいなくても、電話で意思確認さえいればツアーが申し込めるという状態でした(笑)
友人1名が支払期限である出発30日前までにお金の工面ができず、当時クレジットカードは自社発行のものしか使えなかったHISでしたが、ごり押ししてカードで支払っていました。この友人はまだ社会人2年目でしたから、海外旅行毎年行くのはけっこう苦しかったんだなと思います。
今回は年末年初ということで、初めての海外カウントダウンを楽しみにしていました。サグラダファミリアの前の広場で派手にカウントダウンやるのを楽しみに…。
感動したのはサグラダファミリア。上の方にいくと工事現場感があるものの、やはり外からみても中からみても素晴らしい建築物であることには間違いないです。
そしてスペインといえばバル!4泊したんですが、夕食はすべてバルでとったくらい、バルにはまってしまいました。
さて、カウントダウンを楽しみにしていたご一行ですが、現地到着後体調を崩し、31日の夕方以降はホテルで寝込んでしまいました。なのでカウントダウンしてないんですよ(笑)そして友人二人はカウントダウンに行ってきたものの、サグラダファミリアはまったく盛り上がってはなかったとのこと!バルセロナはどこで盛り上がっていたのでしょうか…。
2010.7 ドイツ・リヒテンシュタイン・スイス・フランス
- メンバー:親
- 日程:6泊8日
- 日本発着航空会社:全日空
親から一言、「あんた海外ばっかりいってていいねぇ、死ぬ前にヨーロッパくらい連れてけ」と言われました。重い言葉ですので早速手配に入りました。最近、「死ぬ前にニューヨーク連れてけ。トランプが暗殺されたら」と言われましたが。暗殺されたら??
このときは、母が弾丸でも構わないから色々みたいとのことだったので、定番のフランクフルトからロマンチック街道、ユングフラウヨッボ、ベルンからジュネーブに抜けてパリまで電車でGOする弾丸ツアーにしました。
本当に色々みれるのはうれしいんですが、もっとゆっくり見たかったです(苦笑)とはいえ、ヨーロッパに行ける機会がそうそうないという人であれば、使ってもいいのかもしれません。ハネムーンも2組いました。
母親からの行程上のリクエストはパリでもスイスでもなく、ハイデルベルクでした。東山魁夷のハイデルブルクの絵が母のお気に入りで、ぜひ生で見たいという希望があったので、かなえてあげました。ハイデルベルクによるツアー、少ないので大変でしたが。
弾丸ではありながら、パリは1日フリーがあったので、母を連れてですが自分のみたいところなどにもいけてよかったです。さすがにパリでフリーがないのは辛いです...。母が満足してくれたので、それだけでも連れていってあげてよかったな、と思ってます。
ちなみに私はパリで一番好きな景色はこの写真、セーヌ川とエッフェル塔を少しだけ高いところから眺めるのです。地下鉄の高架部分からとれるんですが、この景色をみたいがために、あえてこの路線に乗ることすらあるくらいです。
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2011.7 マカオ・香港
- メンバー:バイト仲間(2人で)
- 日程:3泊4日
- 日本発着航空会社:キャセイパシフィック航空
震災直後、精神的にも疲れていたので友人と「海外でリフレッシュしよう」ということになりました。とはいえ仕事が忙しい。近場で楽しめるところを探していたら、JTBのぱっくツアーで香港、マカオが一日だけ謎の価格設定になっていたので迷わず抑えました。今でいうバグ価格です。
男2人で、マカオのベネチアンホテルのスイートルームに泊まりました。部屋が広すぎて気持ち悪かったです(笑)
もちろん世界遺産の街マカオの観光もぬかりなく観光を楽しみました。
また、このときベネチアンにはシルクドソレイユの常設ステージがあり(現在はありません)、ツアーのチケットについていたので男2人でみにいきましたよ!
そしてこの時が私のカジノデビューです。最初はラスベガスでカジノの経験がある友人にレクチャーを受けながらプレイし、しっかり収益をあげたんですが、テーブルデビューして一瞬で呑まれた思い出があります。ほろ苦いカジノデビューでした。
後にベネチアンのカジノにはリベンジできたんですが、マカオはトータルで負け越してますので、マカオ大橋ができたらまたいかなくてはなりません。
2012.3 シンガポール
- メンバー:今の嫁(結婚前)
- 日程:2泊5日
- 日本発着航空会社:日本航空
- ホテル:マリーナベイサンズ
初めてのパックツアーを使わない自己手配海外旅行。往復深夜便、エコノミーという修行のような手配をしました。それくらい私も妻も忙しい中時間を作って実現した旅行です。手配は全部私がやりました。
ホテルをどこにするかという話がでたとき、「マリーナベイサンズ」に泊まってみたい!ということで意見一致しました。この時期、超がつくほどの円高な上、マリーナベイサンズはできたばかりということで、一泊一部屋二万円という破格の値段で泊まることができました。
もちろん宿泊者しか入れないプールでたくさん泳ぎましたよー。寒かったですが(笑)また、夜は一気にムーディーになり、プールにそそぐ光と夜景を楽しみながら、プールサイドでビールを飲むという、分不相応な楽しみ方もできました。今までの旅行ではあまりお金をかけてきませんでしたが、大人の楽しみを覚えたのもこの旅行だったと思います。
また、海外旅行に女性と行くのは(家族を除いて)初めてでしたので、お茶などを楽しむのは初めてでした。マンダリンオリエンタルホテルでハイティーを楽しんだのもよい思い出です。
このときは、後に5回もシンガポールに行くとは思ってなかったですね...。
2012.7 チュニジア
- メンバー:同期
- 日程:5泊8日
- 日本発着航空会社:エミレーツ航空
初めてのアフリカ大陸旅行に選んだのはチュニジアです。
もともと2009年ごろから狙っていた場所ですが、いわゆる「アラブの春」に伴う政情不安になり、行くタイミングを失していました。その後2012年に、同期から「チュニジアのツアーが再開されたよ」とメールが来て、これはいついけなくなるかわからないということで旅行することに決めました。
サハラ砂漠でラクダに乗りながら眺めた日の出は忘れられません。これほど世界が広いと思ったこともないですねー。
ケロアンなどの観光も楽しむことができました。だが、このときメチャクチャ暑かったんですよね。やはりアフリカに7月に行くのは厳しいものがありました…。
以上、独身時代の海外渡航をざっと振り返りました。自分でいうのもなんですが、協調性はある方なので、ツアーでの旅行にも不満はなかったんですが、シンガポールあたりからやりたい放題やるようになってきました。
次回は結婚後の渡航歴を振り返りたいと思います。
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